◆1年間購読した「毎日小学生新聞」。おかげで楽しい時間がすごせました。
1年前、こどもが6年生になったとき、「毎日小学生新聞」を購読しはじめました。
(加筆修正してあります)
この記事を見た「毎小新聞」編集部さんが、リプライをくださいました。見てくださっているんですねぇ。ありがとうございます。
こんにちは、毎日小学生新聞の編集部です。「いいよ!」と言っていただいて本当にありがとうございます。お子さんの読解力はいかがでしょうか……伸びていてほしい!
— 毎日小学生新聞 (@maishodesk) 2019年4月23日
1年間、小学生新聞を購読したことで我が子の「読む力」は上がったのか…残念ながらそれをはかることはできないのですが、購読してよかったと思っています。
私も毎日読むのが楽しみでした。
毎日小学生新聞から親子の会話や興味が広がりました。
月額1580円(8%税込み)、年額18960円。
1年分まとめてお支払いしますと言ったら、販売店の方、少しおまけしてくれました。
これだけの出費ですごくたくさんのものが得られたように思います。
どんなページが好きだったか…ざーっと紹介してみますね。
(イメージしやすいよう、全内容が読めない程度の紙面の画像を添えてご紹介します。)
◆「びじゅチューン!」の井上涼さんや全国のゆるキャラたちとの出会い
「なにこれかわいいー!」と親子で夢中になった井上涼さんの月イチ連載「美術でござる」。これをきっかけにEテレの人気番組「びじゅチューン」を知り、番組を見たりDVDを買ったりガチャをやったり…
そして家族みんなでひぃひぃ笑いながらたくさんの美術作品や作家を知り、美術展に出かける機会が増えました。中学校から持ち帰った美術の資料集を見ながら皆で語りあうなんてことも。家族で美術館なんていうのも、これまでには考えられなかったお出かけです。これも、小学生新聞がきっかけ。
そんなこんなで、今年・2019年の10連休には「曜変天目茶碗」を見に、はるばるミホミュージアムへ。
余談ですが、やきものの里・信楽近くにあるミホミュージアムはすんばらしいところです…こちらで行われたヴィトンのショーはすんごいです。ぜひ検索してみてください。
で、井上涼さんの「曜変天目ディスコ」。
DVDBOOK3に収録されています。
ゆるキャラ紹介記事では、ご当地ものだけではなくいろんな団体のゆるキャラまで…これでもかというくらい、尽きることのないゆるキャラ達。実に楽しみました。
こちらは「モフモフEnglish」。ちょっとした英語の言い回しを覚える連載なのですが(小学生にはちょっと難易度高い)、ここに出てくる漫画の「アルパカ母さん」がすごくかわいい! こどもが毎週楽しみにしていました。
◆平成振り返り企画
平成の時代を1年ずつ振り返る企画には、父母が盛り上がりました。そしていちいち聞かされるこども。「ふーん」と興味なさげでしたが、しかし記憶に残るものもきっとありましょう。
早乙女ケイ子さんのシュールなイラストのすごろくも。センスいい♪
ちょうどこんな本が手元にあったもので、「あっ!」と。
◆多彩な連載記事
名作漫画の紹介には母にとって懐かしすぎる名作が次々登場。鉄道紹介の「列車に乗ろうよ!」は、鉄道ジャーナリスト・櫻井寬さんの丁寧な文章と写真がとても印象的でした。
こたえのない疑問について、3人が(全然違う)自分の考えを伝える「てつがくカフェ」。いろんな考え方があるものだ、ということが実感できる連載でした。
土曜日だけは4ページ増え、12ページになります。中高生向けの「15歳のニュース」というページで、小学生には難しいないようでしたが、大人でもじゅうぶん読み応えがありました。
特に私が好きだったのは「うさぎとまさるの課外授業」。佐藤優さんと中村うさぎさんという、ちょっと個性的なおふたりがひとつのテーマについて、それぞれのお考えを文章にしているもの。なかなかストレートではっとさせられる内容が多く、中学生になったら読んでもらいたいと思ってとってある回もかなり、あります。
◆「さいきんのこと」「親も知らないこと」「子に伝えにくいこと」を詳しく教えてくれる記事
話題の「はやぶさ」をわかりやすく図解した記事や、こどもたちに伝えるべきことが書いてある記事。
ガス事故の話など、テレビはニュースを見逃したらおしまいですが、新聞なら手元に置いておけます。「あっそういえば」と、いつでも読めます。
必要なら切り撮って保管もできるし、さらに必要ならばノートに貼ってまとめておけます。「スクラップ、まとめ」はデジタルでもできますが、「開く」手間は実体のあるもののほうが、少ないように思うのです。
大人にもよくわからないことがわかりやすく書かれていて、私自身勉強になることも多かったし、ついでにこどもとも共有できるという。
実にカッコ悪い大人たちの世界のニュースもちゃんと。
親世代ももうわからない「日本の伝統的な食文化」もちゃんとフォロー。一方で「万一のときに簡単にできる(もちろん面倒なときもこれアリ、な)」ほうの食の記事も。
◆読んだあとも役に立った
読んだあと、こどももわたしもそれぞれ「これは」と思うものは保管しています。こどもは「美術でござる」や「モフモフEnglish」。私は印象に残ったものをランダムに。
そして、不要となったものにも役割があります。
- 野菜を包んだり、
- 生ゴミの処分に使ったり、
- 掃除に使ったり、
- メルカリに出品したものを送る際の、緩衝材にしたり。小さいお子さんがおられそうなお家には、目にとめてもらえそうな記事を選んで送ったりしていました。その作業もまた楽しかったりして…読んでもらえているかどうかはわかりませんが。
一般紙の半分のサイズなので扱いやすいというのも、発見でした。
一般紙が毎日たまっていくとかなりな量になるでしょうが、小学生新聞はコンパクトで、たまる前にあれこれと使いきるといった様子でした。
◆「紙でそこにある」からこそ読む記事もある・知れることもある
世の中いろんなものがデジタルにシフトしていて、ニュースを知る・読むということもそうなんですが、ネットのニュースは興味のあるものしかクリックしないように思います。
「紙でそこにある」というのは実はなかなか重要なことなのではないかと思いました。複数人で同時にのぞき込んだり、回し読みも可能です。興味のないこともふと、挿絵や写真がきっかけで読んだり、折り曲げて持ち歩いて移動も、これくらいの大きさであれば、実はデジタルデバイスより気軽にできるのではないか?と思ったり。
一般紙を購読することにはあまり必要性は感じないのですが、こどもの小学校最後の1年、小学生新聞とともに過ごせたことはとてもよかったな、と思っています。
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