◆私が「骨格診断」を経験したのは今から5年前、2014年のことです。
お、そんなになるのか、とあらためてびっくり。
「骨格診断」という言葉をちらほら聞くようになった頃で、こどもが小学2年生のとき。
少し自分の時間が増えて、ともだちと子なしで食事や買い物に行く機会が復活し、
「あれっ、こんなときに着る服がない、というかわからない」
と思ったのですね…そういう方、多いのではないでしょうか。
未就学児を育てている間って、どうしても「楽で動きやすくて汚れてもいい」服ばかりになりますよね。
その間に、かなり体型が変わってしまったという人だっています。
私もそう…いや体型だけじゃなく顔つきも変わったかもしれません。
で、わーい自分の時間ができたよ!って思ったときに、おしゃれがしたくてもできなくなっている自分に気付く…悲。
おしゃれっていっても、ほんの少し、自分に似合うものを着て、自信を持って街に出たいだけなんですけどね。
*
というわけで、このとき、友人と一緒に大丸松坂屋の「ファッションナビ」で骨格診断を受けました。
このファッションナビ、とてもいいですよ。
骨格診断やカラー診断、印象診断などがお手頃価格で受けられます。
時間も30分〜1時間程度。
場所が百貨店なので、その診断結果をもとにすぐ服を見に行くことができます。
本格的なものは費用も時間もかかります。どこで受ければいいのかも難しい。その前にちょっと知りたい、という場合にもおすすめ。
…とおすすめしようと思ったら、なんとリニューアルのため2019年6月いっぱいで休止だとか!
予約は6月2日で締め切りだそうです。
気になる方はぜひ駆け込んでみてください!
新サービスは2019年秋始動とのこと。
よりよくリニューアルされて復活することを切に願います☆
◆骨格診断の結果はまさかの「ストレート」でした。戸惑うばかり。
骨格診断とは…
生まれ持った体質により「筋肉のつき方の特徴」「脂肪のつき方の特徴」「関節の大きさ」の違いを見極め、
また肌の色や、身体のラインの特徴、質感から、
自分に「似合うファッションスタイル&アイテム」を導き出すのが、骨格診断理論です。(一般社団法人骨格診断ファッションアナリスト認定協会ウェブサイトより)
太っている、痩せているではなく、「首が長い」「腰が張っている」みたいな要素を見ていくものなんですよね。
「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」の3つに分けられるのですが、私は診断を受ける前、自己診断で
「わたしはナチュラルかな、もしかしたらウェーブかも? ストレートはないわー」
みたいに思っていたのですが、結果はまさかの「ストレート」。
うっそだぁ!
…と思ったのですが、このとき、鏡の前で自分の姿を映しながら言われたことにものすごく納得したのです。その時私はギャザーのたっぷり入ったスカートを履いて(お腹の出っ張りを隠すためです)トップスの裾をその上にかぶせていたのですが(さらに隠すためです)、
「腰が張っているのにギャザーをたっぷりのせて、その上からゆったりしたトップスをのせているので、バランスが悪いです。隠すどころかお腹まわりを強調しています」
鏡に映った自分を見て、た、確かに!と思いました。
隠すどころか、強調している。ほんとだ(悲)。
「ナチュラルかなウェーブかな」という私の予想は、好きな服装からくる「そうだったらいいな」という願望で、事実を見ていなかったんです。
◆ちょっと強引な、骨格診断さんとうまく付き合う方法
ただこの骨格診断の3分類、ちょっと強引だよ?と感じるところもありまして。
「好み」とか「環境」を無視したところがあるんです(と思います)。うまく取り入れるのには、勉強と試行錯誤、割り切りみたいなものが必要です。
たとえば私が属する「ストレート」に似合うものとして、こういうものがよく挙げられます。
- 厚み・ハリのある素材
- 上質な素材
- 革なら裏ではなく表
- ブレスレットではなくバングル
- ケリータイプのバッグ
…つまりは「いかついもの、ホンモノを身につけよ」ということなんですね。
これが、好みどころかライフスタイルに全然合っていない!
この問題はよく指摘されていることで、最近は「好きなものをあきらめることはない」と、骨格診断にさまざまな要素を加えた「パーソナル診断」というのをよく見かけます。
私もはじめは自分が「ストレート」タイプであることに、嘆き悲しみました。
「ストレートって、全然好きなかんじじゃない!嬉しくない楽しくない!」
そんなことを愚痴ったショップの方がこう言ってくれたんです。
「私もストレートなんです、いやですよねー。でも全部じゃなくて部分で取り入れるだけでも十分効きますよ」
なるほど…
で、私も受け入れがたい「素材」については後回しをし、部分導入をはじめることにしました。
- ウエスト周りのギャザーはやめる
- トップスでお尻を全部覆わない
- 細かい柄は避ける
それと、前出の販売員さんのアドバイス
- 首もとを開ける
◆首もとを開けることで顔のまわりをスッキリ見せてバランスをとるといい、しかし問題が
骨格診断時にいただいたリーフレットにはこう書かれています。
胸元を広めにあけたデザインはすっきり効果抜群です。
これを実践するだけで、随分違いますよ、ということなんですね。
やってみようかな、と思いました。
ウエストのギャザーの件がものすごく説得力があったので、首もともそのほうがいいのかもしれない、って思ったんです。
まずは、Vネックのものを身につけてみることに。
Vネックといってもさまざまで…
深すぎるとなんだかお医者様の作業着のように見えたり、
コレはお譲りしました。
広すぎると前屈みになったときに丸見えになったり、
これは飛びつきましたが、そんなわけでほとんど着ていません。
一方で…
この開きはかなり気に入っています。試着って大事!と思った1着です。
また、大きく開いたオープン・カラー(開襟)より、ふつうの襟ぐりのシャツのボタンを開けて着るようがいいような気がしたり、
そのほうが好きみたいです。
カットソーもVのものを選ぶことが増えましたが、洗濯を重ねると左右のバランスが崩れやすいのが悩み。無印良品にけっこうありますね。
◆ありえない「ストレート」診断だったけれど、受け入れたら楽しくなって、ハズレ買いをしなくなって、姿勢もよくなってきたかも
試行錯誤はまだまだ、これからも続きそうです。
でも、以前にくらべると「楽しい」と思えるようになってきました。
買い物に行ったときに迷う範囲が狭くなりました。
かわいいな、好きだなと思っても、自分で定めた条件に当てはまっていなければ、除外。
自分にはNGな形なんだということを受け入れていれば、大ハズレな買い物はしません。
スカートもパンツも、スッキリシルエットを探します。
はじめは抵抗がありましたが、慣れてきました。前は考えられなかった「トップスをイン」もけっこう大丈夫。で、鏡を見ると
「あれ、こっちのほうがスッキリしてないか?」
って思ったりしてびっくりします。そして軽い緊張感からか、自然と姿勢に気を付けたり、ぎゅっと下腹をひっこめたりするようになってきたんですよね…。
*
で。
「首もとを開ける」件には、とても大きな問題があるんです。それは
夏は日焼けし、冬は寒い。
ということ。
春も焼けるし秋も涼しいし、結局1年中この問題があるわけです
◆首回りの日焼け/防寒は巻物でカバー、ただし巻き方を工夫してみる
開け気味の首回りは
「垂らすように巻いて日焼けと寒さから守る。柄は大きめのもの。マフラーはザックリ編みではなく目の詰まった布っぽいもの」
というルールを作りました。
大きなVを作るようなイメージです。自己流なのですが、なんとかなっているような気がします。
以前よくやっていた首回りぐるぐる巻き、あのとき顔まわりに感じていたいやーな違和感は「バランスがとれていなくて似合っていなかった」ということなんだな、と実感したりしています。
*
私にとってファッションって、面倒です。
でも納得できていないと、自信をもって歩けない、人に会えない。
骨格診断を受けることで自分なりにポイントを押さえることができて、前向きになれたことは確かです。
◆いつかそのうち、「パーソナル診断」を受けてみたい
本当は、もう少し詳しい「パーソナル診断」を受けてみたいんですよね。
こちらのサロンが気になっているのですが
予約があっという間に埋まるうえ、かなりなお値段。
でも、webサイトの内容は説得力があるし、ツイートもすごく参考になることが多いのです。
RTファッションのコンパスを手に入れるって素敵な表現!
— アタンドル|パーソナルカラー|パーソナルデザイン|骨格診断|顔タイプ診断|大阪 (@atteindre_info) April 5, 2019
似合う系統がわかると、手持ちの洋服のどれを合わせてもそれなりにしっくり来るのが嬉しい👍
私は新しい洋服を買う度、家でお1人様ファッションショー(あれやこれや手持ちの服やアクセとコーディネートしてみる)を2~3時間はやってます、笑
いつか、ご縁があればいいなと思っています。
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