ちょうどよくて、ちょっといい日々。

主婦/母親の管轄って果てしなく広範囲ですよねぇ。。。「カエデノオト」の別館です。

短い2020年の夏休み、担任の先生がこどもに課した「特別な宿題」


今年の夏休みは2週間

こどもの、たった2週間の夏休みがはじまりました。きっとあっという間に過ぎていくんだろうなぁ…

…という記事を書いて上げようとして、忙しくてできないでいるうちにとっくに折り返し地点を過ぎて、もうあと5日ぐらいとか(゜Д゜)

暑い夏に、ちょっぴりだらんとできるはずの長い休み。
今年はそののんびりした時間が、ないんだなぁ。。。

蒸し暑さは例年並み、いやそれ以上ですが、季節感がなんだか感じられないのはイレギュラーな世の中のせいですね、、

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楽しみにしていた三者面談がやってきた

夏休みの直前に三者面談がありました。

昨年(中1)はなんだかんだといろいろあって、こーんなかんじの1年でした。

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まぁ、自力で超えないといけない「はじめての壁」だと親の私には思えたのですが。。つらい我が子を見てると親もつらいですね。

クラスでいろいろあって、入学当初はよさげに見えていた担任の先生が、途中からこどもにとっては「頼りない先生」になってしまったようで…

「今年はどんな先生かなぁ。。」

と、春からずっと気にしていたこども。
短くなってしまった2年生の1学期でしたが、今回の担任はとても相性のよい先生だった様子です。よかったよかった

そうするとすべてが変わるのですねぇ。後ろ向きで自己肯定感の低かった昨年と違い、今年はなんだか前向きに明るく中学校に通うようになりました。
担任の話もよくしてくれ、いいかんじが伝わってきます。
当の先生から突然電話がかかってきたりとかも。

kaedenote.hatenadiary.jp

家庭訪問に来て欲しかったねぇ、なんて話になったこともありました(今年は新型コロナウイルスのせいで中止になりました)。

だから、先生にお会いできる今回の三者面談がとても楽しみでした。

やっぱり楽しかった三者面談

実際にお会いした先生は、とても好感の持てる方でした。

あらためるべきことをすぱっと指摘し、各教科の成績を分析して本人に伝えてくれ、ほめるべきところは思いっきり褒めてくれました。

「あなたのこういうところが先生は好きです、とてもいいと思うのでそれをなくさないでほしい」

そんなこともストレートに伝えてくれました。

こどもはそんな先生にすっかり心を許しているようで、

「気になっている高校」も尋ねられてさらっと即答。

まだ言いたくないと事前に言ってたくせに!
たぶん、去年の担任だったら言ってないはず。そうなのか…そこに行きたいと思っているのか…
我が子の決意を知りました。

人との出会いで人生が大きく変わることもありますもんね。
今年の担任との出会いは、我が子にとってはとてもプラスだったようです。

ご縁に感謝するとともに、若者を導くという仕事はなんと責任の重いものなんだろうか…とあらためて思いました。

先生は、小学生ふたりのお子さんの母親。
このコロナ禍のなか、我が子のことも気になるでしょうに、熱心に指導をしてくださる様子に頭が下がりました。

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終業式の日に持ち帰った「先生からのラブレター」

そして終業式の日。

「先生が手紙くれた。ラブレターやって」
「は?」

お子さんのものと思われる可愛らしい便箋に、手書きの文字。
読んでもいいというので拝読…するとそれは、先生からの「特別な夏休みの宿題」でした。

三者面談で制服の話をしたんです。

kaedenote.hatenadiary.jp

↑こんなことを思っている子でして…

「セーラー服が嫌だ、ズボンが履きたい、スカートとズボンどちらでも選べるような制服にして欲しい」

去年の担任の先生にも伝えました。

「気持ちは分かるが簡単には変わらないこと」
そこで終わりでした。

が、今年の先生は違いました。

  • あなたの思いはすごくよくわかる
  • 時代の流れは間違いなくそう
  • 前任校にはLGBTの子がいてスラックスが導入された結果、全校生徒に良い意識の変化がおきた(詳細略)
  • とはいえ、地元の人や卒業生には愛着のある制服。その人たちの気持ちを思うと簡単には変えられない
  • 大勢の人の理解が必要
  • あなたの在学中には変わらないと思うが、後輩たちのために動き出す価値はある

そんなことを言ってくださったんですよね。

「特別な夏休みの宿題」は、それを実行してみませんか、そのためにこんなことを考えて、まとめてきてくれませんか、というものでした。

我が子はこんな先生の思いに応えるのかどうか

さて短い夏休み、うちの子、この宿題やるんでしょうか。

できることなら、大好きですてきな先生のラブレターに応えてもらいたいと思っています。
あまり親が口を出すのもどうかと思って黙っているのですが、本当は手伝いたいくらい。

先日、こどものパソコンを一緒に触っていたときに、開いたままになっていたパワーポイントの画面が見えました。

制服についての資料づくりを始めていたようでした。

「はじめはエクセルで作っていたんやけど、パワポで作ったほうが見やすくて、ちゃんと読んでもらえるかなーと思って」

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どすこい!えらい!
そのとおりだ!

よい内容とよい見た目の掛け合わせは、人の心を動かすぞ。
がんばれ、うちのこ。

すてきなラブレターをくださった先生に感謝しつつ、あとたった5日間の夏休み、パワーポイントと格闘していいものを作り上げてほしいと思います。

そんな夏休みだって、
間違いなく夏休み。
きっと、ずっと記憶に残ることでしょう(^。^)

本日のおまけ

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お部屋に花があると、癒されますよね。。




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