◆NHKのひとり暮らし紹介番組にハマっている我が家の中1。
いまこどもがハマっていて、録画を何度も見直しているテレビ番組があります。
NHKの深夜番組「金曜日のソロたちへ」。
3世帯に1世帯がひとりで暮らすこの時代、ひとり暮らし(ソロ)の若者たちの部屋に定点カメラを設置しそれぞれの夜を拝見。その自由さ、豊かさ、トホホさ…などひとり暮らしの“リアル”を画面いっぱいで楽しむバラエティです。
画面は終始4分割で進行。毎回3人のソロたちの暮らしぶりのほか、Eテレのヒーロー・ストレッチマンが“ひとり暮らしあるある”や役立つ情報を紹介します。
引用元(スクリーンショットも):https://www4.nhk.or.jp/kinsolo/
偶然、番組予告を見た我が子。「これ見るっ!」と録画予約。
うちの中1、小学生の頃からひとり暮らし願望がものすごいんですよね。
そんなにウチがいやなのかよ。。
番組を一緒に見ていると、これが、なかなか面白い。
実にいろんなひとり暮らしがあるもんだなぁと、「みんなちがってみんないい」をあらためて思う内容です。
画面が常に4分割されているので、視力が衰えてきた今日このごろ、やや目が疲れるのが難点といえば難点ですが^^;
◆「ふつうはみんなこうだから」って思う必要は、全くないのだ
過去の放送を見てみると、まだ始まったばかりで、金曜の夜、不定期に放送されているようです。
私たちは初回放送分から見ているようですが、どの暮らしも個性満載。ご本人は「これが私の個性」なんて思って暮らしているわけじゃないだろうけれど、比較するように見てみると、違いが際立ちます。
初回放送は、せやろがいおじさんと、丁寧な暮らしと、シンプルなくらし。
せやろがいおじさん、おじさんというにはまだまだ若いお年。動画編集作業って大変だろうなぁ。家の中にプライベートと仕事がごっちゃになってるって、なかなかストレスがたまるんですよね(まさに我が家)。
そして、丁寧な暮らしをする女性と、シンプル・ミニマムな暮らしをする男性。
このふたりが対照的すぎて。
おふたりとも(というかみんな)、寝る、食べる、整える、余暇を過ごす、学ぶ…といった同じことをやっているはずなのに、内容が全然違う。このスタイルが好きでこうやっている、ということがよく伝わってきます。見ていると「それ手間やん」とか「それ不便やん」とか、どちらにもいろいろつっこみたくなるのですが、外野が何を言おうが関係なくて、自分が心地よくて快適だということが一番だいじ。
ほんと、「みんなちがってみんないい」ですよ。
「ふつうみんなこうだから」って思う必要は、全くないんですよね。
みんなこうしているらしい…みたいな情報によく影響される私。いいと思うことは取り入れるべきでしょうが、やりすぎはただ振り回されているだけ。暮らしがざわざわしてしまうな、って思ってちょっと反省しました。
◆こどもが「これをマネしたい、理想」と言ったのは
私はひとり暮らしをせずに結婚してしまったのですが、こういうのを見ていると、若いうちにひとり暮らし、経験しておきたかったなぁと思います。
自分というものが、より、わかったかもしれません。
こどもには、ひとり暮らしを経験させるべきだよなぁ…寂しくてもさぁ…と思いながら見ていたら、こどもが言いました。
「ウチこのひとの暮らしが理想。ミニマリストしぶさん!」
へー
「この、シンプルな空間が好き。服がこれだけしかなくて、どの服もシンプルで、バーにかけられているところが好き。着る服に悩まなくていい!」
うちの子は女子です…性別を基準にすべきでないと思いつつ、女子っぽくないなぁとあらためて思う母。うちの子のそういうところ、好きなんですけどね。
「お風呂がジムとか、椅子がないとか、お皿がないっていうのは嫌やけど…でもほとんど理想に近い☆」
ではまずは自分のお部屋を掃除しては、と言いたいのを我慢した、母ですが^^;
◆「ガチのミニマリスト」とは、こういう方のことをいう(by我が子)
後日。
ツイッターを見ていて、偶然遭遇したミニマリストの方のアカウント。
プロフィール画像のシンプルな部屋に見覚えが…と思ったら、番組に登場していたミニマリストしぶさんでした。
この界隈では有名な方なんですね。
早速、こどもに報告。
「ちょっと! こないだの、ひとりぐらしの番組に出ていたシンプルな暮らしのひとだよ!」
「えっ見たい!」
ツイッターとwebサイトをひとおとり見たこども。
「やっぱりウチの理想やわ。これ憧れるわ。こんな暮らししたい。それに、このひとすごいよ。ツイッターのフォロー数ゼロやって。これこそガチのミニマリストやん!!!」
えっ。
ほんとだ。
すごい…
「真のミニマリスト」の迫力。
ここに気付いて反応する我が子よ。母はそういう感覚を持ち続けてほしいと思うよ
しぶさんに憧れるなら、そのうち勉強部屋もミニマムな部屋になっていくことでしょう…か? それはものすごく、なぞ。
◆暮らしのスタイルって「暮らしの数」だけあって、「好きでそうしている」が大切なのかな
ひとり暮らしに限らず、暮らしのスタイルって「暮らしの数」だけあります。
美容室で読ませてもらった、アンドプレミアム。
こだわりの空間がたくさん紹介されていて、これも見ているだけで楽しい。
選んで家に持ち込んだもの、長くそこにあるもの、使っているもの、飾っているもの…。
シンプルなのもいいけれど、にぎやかなものもいい。
モノが多いのに、そう感じさせない空間もあったりして、何がそう思わせているのかな、って考えたり。
家のなかって、そこに住む人の、プロフィールみたいです。
やっぱり一番大切なのは、「それが好きでそうしている」ってことかなぁ。
◆そして、そこに生活があるのだから、ぐちゃぐちゃにだってなる
「探偵!ナイトスクープ」の「視聴率調査」もけっこう好き。
深夜、間寛平さんが突然上がり込んで、オープンになってしまう無防備な空間。
洗濯物が干されていたり、かなり散らかっていたりするおうちが多い…いいんですよそれこそが生活。
そこで生きているんだもの、ぐっちゃぐちゃにもなるよ!
自分が励まされているような気にもなって、元気が出ます。
◆家族それぞれの個性が混ざる家の中、我が家なりの「ちょうどいい」であればいい
私はというと、すっきりさせたいといいつつ、なんだかんだと小物を買ってしまって飾ってしまうタイプ。
この記事に載せた写真の、再掲です。
すっきりさせたいくせにこういう空間が好き。
夫は、仕事に集中すると片付けられなくなって、仕事部屋に台風が来て通過したみたいになります。そういえば私と同じで、ちまちました小物が好き。そういうのも仕事場に生息しているから大変です。
片付けたほうがすっきりして仕事しやすいんと違う?って思うけれどそうできないのが夫なのでしょう。
そんな両親から産まれてミニマリストに憧れるうちの子、将来、どんなひとり暮らしをするんでしょうね…すごく興味があるわ(^^)
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家族みんなが「ちょうどよくて、ちょっといい」空間に住みたい。
そのための小さな工夫をくりかえして、これからも。
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