◆翻訳家・松岡和子さん。私もできることならこんな77歳になりたいと思った
引用元:https://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/200123/4.html
私の朝の楽しみ、NHK「あさイチ」。
1月23日放送の「あさイチ」9時台の特集で、翻訳家・松岡和子さんのシェイクスピア作品に挑む様子が紹介されていました。
あまり興味がなかったのではじめは流し見をしていたのですが、途中から家事の手を止めて見入ってしまいました。
77歳の翻訳家、松岡和子さん。
はじめて知る女性でしたが、そのかたの「いま」が、すごくすてきで、できることならお手本にしたいと思ったからです。
-77歳で、健康で、現役で仕事をしている
77歳になっても世の中から求められ、第一線で仕事をしているその姿のカッコいいこと。
もちろん、それまでの松岡さんご自身がコツコツと歩んできた道程があってこそのこと。素晴らしい。
-服装、アクセサリー、グレーヘア、いちいちかわいい
舞台の稽古に立ち会っている松岡さんの、まずなに惹かれたかってその胸元のアクセサリーです。
ガラスかな?
存在感があって、すてきなチョーカーでした。
服装もすてきで。
大ぶりなアクセサリーや、個性的な柄の服って、6〜70代の方にこそしっくり似合うものなのかもしれないと思いました。
松岡さんと同年代の知人がいて、定期的に会うのですが、この方もオシャレでユニークな服やアクセサリーをうまく自分のものにして着こなしているんです。
毎回「それはどうなってるの?」「どこで見つけたの?」って質問攻めにしてしまう。
ほんと、おみごと。
たぶん、私がやったらものすごいヘン。
様々な経験を肥料にして自分を育ててきた人は、個性の強いアイテムに負けない、というか、従えてしまうようなパワーを持っているのかもしれないなぁと思いました。
そしてグレーヘアがそれを更に魅力的にしているんですよね。
すてきだなぁ。。
-モノがいっぱいの仕事場の迫力と個性
松岡さんの本やモノに囲まれた仕事場。
意味のないモノが置かれているわけではないんですよね。これまでのお仕事つまり人生が詰まった空間。
シェイクスピア人形が見守っているのがまたよくて…。
あ、草間彌生さんもいる…
ミニマム、シンプルがトレンドの昨今。
確かにものの少ない空間は気持ちがいいのだけれど、自分にとって大切なもので埋まる空間もまた魅力的。
-3世代同居という暮らし
息子さんご家族との同居だそうです。
敬遠されがちな2世帯同居。
それぞれが助け合い、尊重し合いながらやるべき仕事をされているご家族なのかなぁと想像しました。
ご家族の登場はありませんでしたたが、お話を聞いてみたいと思いました。
-亡きパートナーとのエピソードがすてきでした
お見合いで出会い、仕事のよき理解者でもあった配偶者の方は、昨年旅立たれたそうです。
その思い出がたりがどれもこれもやさしくて、いいお話ばかりで。
すてきなご主人と出会われていいなぁ…とつい我が身と比べて文句を言いそうになる自分。
そういうところがあかんのかもしれないよと自分に言い聞かせました^^;
◆シェイクスピア翻訳、あと2作品で完了するそうです
最後、37作目に予定されている作品は「終わりよければすべてよし」だそう。なんかいいですね。意図したものなのかな。
これを機に松岡さん訳のシェイクスピア、読んでみようかなと思いました。
全然わからないので、とりあえず、有名どころを1冊と…
中身の想像がつかないタイトルのものを1冊とか…。
◆35作品目「ヘンリー8世」の上演は阿部寛さん主演で、2月に上演予定
36作目「ジョン王」は、6月だそうです。小栗旬さんほか。
◆私だってうまくいけば、77歳になる日が来る
今はピンとこないけれど、私だって77歳になる日が来るはずで。
ピンとこないけれどよく考えたら、これまでの人生の長さより、これから77歳までのほうが短いんですよ…!
今から、ここから、どんなふうに生きるべきかを考える、とてもいい機会になりました。
知らない世界を覗くことができ、
素晴らしい人生の先輩を知ることができた、
すてきな企画でした。
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