◆ケータイ電波っていつのまにか「最も大事なインフラ」になっていた
先週の、ソフトバンクの通信障害。
我が家は現在ソフトバンクを使用していないので直接の影響はありませんでしたが、ツイッター上のネットニュースも、そして夜のテレビニュースも大騒ぎでした。
ケータイの電波はもはや生活になくてはならないインフラのひとつ。
生活に…というか、世の中が機能するためになくてはならないインフラですね。
そういえば夫、先日泊まりを伴う出張に財布を忘れて行ったのですが、本人いわく
「スマホを忘れて行くよりよかった」
とのこと(^_^;)
お財布はなかったけれど(一応こんな事態に備えてスマホケースの裏側に1万円を潜ませてはいます)、スマホと、そのケースにセットしているカードがあったから電車にも新幹線にも乗れた。それらのカードで買い物もしようと思えばできた。スマホがあれば連絡もとれるしメールもできるし、見知らぬ土地を歩くこともできる。
お財布忘れるよりスマホ忘れるほうが大変!影響大!
「これでさ、ペイペイ(PayPay)とかっていうのをはじめれば、現金ほんとにいらなくなるよねぇー」
現金がなくてもなんとかなるどころか、むしろ現金ないほうが持ち歩くモノが減って便利では? みたいな体験をはならずもしてしまうと、こんなふうに気持ちが変化するのもわかります。
そんな矢先の、この騒動。
今や待ち合わせ時間や場所も明確に決めずに「近くまできたー」なんて、スマホでやりとりする時代。
でも今や、いち携帯電話会社の通信障害の影響って、「電話、メールができなくて困る」だけじゃないんですね。
コンサートの電子チケットとか。
それこそ、ペイペイなどの電子決済にも影響があったそうですし、
夫のスマホがソフトバンク回線だったら、おそらく、出張先で迷子になったことでしょう。お財布もないうえに…大変だったろうなぁ…。
◆阪神淡路大震災を経験してうまれた自分の感覚を大切にしたい
こんなことが起こらないように、通信会社には今後気をつけてもらわないといけないし、「しっかりたのむよー」って思うしかないわけですが、絶対にないことではないでしょう。
やはりこんな時に備えて「自衛」することも大事かなと思いました。
私は1.17=阪神淡路大震災を経験しています。
ライフラインが長期間途絶えたなかで生活をしました。
もう20年以上前の経験ですが、その時の感覚が抜けません。
- 電気とガスは両方使える家にしておきたい
- めったに使わないとしても、家に固定電話はひいておきたい
- 公衆電話の使い方は、こどもに教えておくべき=家と親の電話番号は覚えさせておくべき、テレカと小銭は持たせるべき
オール電化のほうがお得ですよとか、キッチンの汚れが少ないよ?みたいなことを言われても。
固定電話の費用、ばかにならないなーと思っても。
結果として、「いらなかったね」となったとしても。
私としては「備えておきたいこと」なんですよね。
◆家族でケータイ回線を揃えないという、せめてもの自衛策
今回のことで新たに思ったのは
「家族でケータイ会社(使用回線)を揃えないほうがいいんじゃないか?」
ということでした。
そうすれば、どこか1社で障害が起こったとしても、家族全員のケータイが使えない、ということにはなりません。
mvno(格安スマホ/sim)の回線選びの時にも、覚えておくといいかもしれないですね。
バラバラにすることで「家族割」みたいなのがなかったり、支払が別々になって面倒かもしれないけれど…
その「割高感」「面倒さ」は自分にとって必要であるなら、受け入れるべきなのかな、と思いました。
◆IIJmioのファミリーシェアプランは家族で別回線選択可、でもデータ量シェアも可
「IIJmio」のファミリーシェアプランはdocomo/au回線をそれぞれ選択することができ、違う回線を選んでいてもデータ量のシェアは可能だとか。これは現在のところIIJmioだけだそうです。
実はIIJmio、私の引っ越し先の最有力候補だったんですが、店頭で担当者の説明を聞いて最後の最後で違う会社を選択してしまった(^_^;) いや、決して後悔はしていませんが、どこを選んだとしても実際に使ってみないと分からないことがあるのは事実です。
今回の件のことを考え、こどもに音声通話simカードを渡すタイミングでIIJmioを再検討するのもいいかなと思っています。
初心者でも安心 格安SIM・格安スマホのスタートガイド/IIJmio
◆記事をひとつ、「本館」にお引っ越しさせました。
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