2020/04/15追記 延長期間延長中
◆いろんな理由で確定申告ができずにいるのなら、今がチャンス
今年は新型コロナウイルスの影響で、確定申告の期限が1ヶ月延長されています。
4月16日まで。
あと半月あります。
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さらに延長されました。(2020/04/15)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/kansensho/pdf/0020004-021_01.pdf
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感染の状況はだんだん厳しくなっていて、「外から出ないでいるべき」という気持ちが皆、強くなっているのではないでしょうか。
仕事も勉強もあれもこれも、なにもかもが気になる。
焦る気持ちで、でも自宅に引きこもるしかない。
こんなときはなにか集中するものがあったほうがいいな、と思います。
もし、「本当はやりたいんだけど」「やらないといけないんだけど」いろんな理由で確定申告ができずにいるのなら、今がチャンスと思います。
ネットで作って、郵送すれば、誰とも接触することなく完了できます。
電子申告なら書類の郵送さえ不要なのですが、事前の準備が必要なので今回は割愛します。
4月16日の消印が付けばいいので、(いちおう余裕を見て)15日の夜までに投函すればOK。
いやでも、領収書とかいろいろ準備してないしムリ…という場合でも、
- 「適当に作ってみる」だけで操作が把握できます。
- データを作ってみて、保存しておけば来年の作業に引き継げます。
このふたつだけでも、次回(来年)の作業のにものすごく役に立ちます。来年の作業のハードルがぐんと下がります。
もし今、時間があるなら、ぜひぜひやってみてください!
◆「国税庁確定申告書等作成コーナー」のここがよい
お役所の作るサイトというのは、どれもこれもややこしくわかりにくく操作しにくい、みたいな先入観を持ってしまうのですが、国税庁の確定申告書等作成コーナーはかなり使いやすいと思います。
みんな、やってくれ!という思いが伝わってきます。いいところをご紹介していきますね。
-毎年改良されているが、少しずつなので「変わりすぎてわからない」ということがない
-前年のデータがあれば、読み込んで使える
住所氏名、還付金振込先などなどを毎年入力する必要がありません。
-作業途中でデータの保存ができる。中断、再開が何度でもできる
疲れたから明日、みたいなことができます。保存したデータを読み込めば再開できます。
↑各入力画面の下部にある「入力データの一時保存」をクリックすることで、パソコン内にそこまでのデータを保存することができます。トラブルに備えてこまめに押すといいです。
※押しただけ保存データがたまっていくので、どれが最新のものかは把握するようにしたほうがいいです。
-間違いに気付いても、何度でもやりなおせる
一発勝負ではありません、印字→郵送→受領がゴールなので、ネット上の申告作業は何度でもできます。
◆習うより慣れろ。やって覚えていくのが一番
スタートは、確定申告特集のトップ画面。
右下にピンク色の入口があります↓クリックして…
次ページで、黄色い「作成開始」をクリック。
前年データ、途中まで作ったデータがあるなら、隣の「保存データを利用して作成」をクリック。
新規作成をクリックすると、提出方法を選択するページがあらわれます。
今回は右端の「印刷して提出」をクリック。
その後は、画面をよく見て、指示に沿って進めていけば大丈夫。
疲れたらデータ保存して中断すればいいし、
わからないことは都度、調べたらいいし、
「習うより慣れろ」で、実践するといいと思います。
〜〜〜
ちなみに
左のふたつはe-Taxで、郵送さえいらず、ネット上で完結する申告方法。
- 「マイナンバーカード方式」は、マイナンバーカードとICカードリーダーが必要
- 「ID・パスワード方式」は、事前にIDとパスワードを発行する手続きが必要
青色申告をしている場合、来年度(令和2年=2020年分の作業)からはこのどちらかの方法をとらなければ「青色申告特別控除額」が10万円下がってしまいます…!
我が家は来年度(令和2年=2020年分の作業)から「ID・パスワード方式」にする予定です。
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◆確定申告の作業中、わからないことを無料で解決する方法
-「よくある質問」コーナーを利用する
作成コーナーの上方にリンクがあります↓
初歩的なことであればだいたい、ここで解決できちゃいます。
-「お問合せの多い情報」リンクを利用する
あっちこっちのページにいろんなリンクがあるのが、確定申告ページの特徴かも^^; これも偶然たどり着いたページですが、参考になりそうです。
(年度が替わるとページが削除される場合もあります)
-「チャットボット」試験導入を利用する。4月16日まで
「チャットボット」の試験導入を令和2年4月16日(木)まで延長しています。税に関する疑問を、曜日や時間に関係なく気軽に質問できたり、国税庁ホームページに掲載されている情報へより短時間でたどり着くことができます。是非ご活用ください。https://t.co/Vevfy5sQnx
— 国税庁 (@NTA_Japan) March 30, 2020
最近よくある、チャット形式でわからないことを調べていくもの。
試しにやってみましたが、思ったような回答が引き出せず。。。質問が難しかったかしら^^;
・・・。
初歩的な質問ならたぶん、たどりつけると思います。
-「国税庁動画チャンネル」を利用する
内容がかなり限定されていますが、YouTubeチャンネルもあります。
わからなかったら見る、というより、始める前に見る、かな?
-「タックスアンサー」を利用する
複雑な内容なら「タックスアンサー」を利用します。
-電話で聞く
調べても調べてもわからないー!キー!!という場合は、電話します。
通話料はかかりますが、利用料はかかりません。
なるべくwebサイト上で調べて欲しいのでしょう、このページになかなかたどりつかないのですよね。。
いちばん上、「確定申告の相談をする」をクリックします。
最寄りの(申告書を提出する)税務署に電話をし、音声ガイダンスに従って「確定申告電話相談センター」へ。
電話口のオペレーターにざっくりと質問内容を伝えると、質問に応じて職員か税理士、どちらかにつないでくれます。
日時によってはかなり待つのですが、個別のケースについて質問ができ、それについて税理士か職員が答えてくれるので、解決への超近道といえます。
-「税理士ドットコム」に相談する
これのみ国税庁オフィシャルではありません、民間のサービスです。
「税理士ドットコム」という税理士さんを探すサイトなのですが、この中に「みんなの税務相談」というコーナーがあります。
過去の相談を検索することも、直接相談することもできます(無料ですが要登録)。
何度か利用したことがありますが、比較的すぐに回答をいただけます。過去の相談のなかにも参考になるものが多数あります。
回答者が税理士なので、大きな間違いはないだろうという安心感もあります。
ただ、
文章のやりとりって難しいなぁ…と思うことはあります。
専門用語だらけの回答で理解に苦しんだ、
とか、
「それが知りたかったんじゃないんだよー」という回答が戻ってきた、
という経験が。
困っていることを文字だけで伝えるのって難しい。そして
税金のプロは文章のプロではない…というようなことを感じたのでありました。
◆面倒だけど、今、時間があるならば。
ぜひやってみてもらいたいと思います。
もしこれで、あきらめていた昨年度の申告が16日までにできて、いくらかの還付があればラッキー。
申告はしなかったとしても、来年の作業にきっと役立ちます。
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こちらもぜひご覧ください。
病院にかかったら、こんなふうに集計しておくと申告が楽だよ、という記事です。
こちらは、個人事業主は申告書の控えって大事なんだよ、という記事です。私のものですがここではないブログの記事です。
毎年申告時期にアクセス数がどどーんと上がります。
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