ちょうどよくて、ちょっといい日々。

主婦/母親の管轄って果てしなく広範囲ですよねぇ。。。「カエデノオト」の別館です。

こどもの幸せな日常を願って、親は話を聞いたり、折ったり編んだり。


◆2学期に入って、こどもの調子がやや下がり気味

うちのひとりっ子、ただいま中学1年生です。

入学した頃は、小学校の仲良しと同じクラスになれたり、制服や生徒手帳が新鮮だったり、時々友達同士で電車に乗って出かけたり…毎日がとても楽しい様子でしたが、夏休みが終わり、二学期が始まり、ちょっと様子が違ってきました。

先日ははじめて「学校に行きたくない」と言いだし、えっ!とうろたえました。

聞けば、二学期になって皆の緊張感がなくなってきて、先生の言うことを聞かない子、ともだちに乱暴な言葉を浴びせる子などが目立って来た様子。

そんなちょっとネガティブなオーラを出しているクラスメイトの「圧」を感じてすごくしんどいのだといいます。

話を聞いていると、直接嫌な思いをするようなことを言われたわけではない様子。

うーん、これは、「いろいろある社会の入口」ということで、自分の力で乗り越えないといけないことではないかな?と判断しました。

昨年までの小学校生活は、クラスや先生に恵まれていたのでしょう、楽しく過ごしていました。

「小学校はずっとめっちゃいいクラスだったのに…」

うん。そうだねぇ…こればっかりは運もある…

小学校は、たまたま自分に合ったクラスだったけれど、今回はちょっと残念だったってことでしょうか。

全てが自分に合ったクラスなんてきっとないんだから、深刻な事態でなければ、自分でなんとかやり過ごす、ってことも覚えなければなりませんよね。

…とはいえ、感情には個人差もあるし、深刻な事態に変化する可能性だってあるわけで。

親としては、全方位にアンテナを張って、我が子の様子を見守るしかありません。

うーん、難しい。

授乳や離乳食やおむつの心配をしていた頃のほうが、よかったなぁ…なんて思ったりして。過ぎたことだからいえることですけどね。

◆友達からの励ましのメッセージ。LINEやPC、悪いことばかりではない

毎朝行きたくないを連発していた頃。

仲のいいともだちから、励ましのメッセージが送られてきているのを見かけました。

しんどかったら休んでもいいんちゃう?
ノートはあとから見せてあげるから。
ほんとは来てほしいけれど、行きたくないときもあるからな。
待ってるよー

こんな内容。

また、うちの子、プログラミングやwebサイト制作をやっているのですが、こどもたちのプログラミングのサイトにもSNSのようなものがあります。

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最近なんでもSNS。
知らない間にそこでたくさんの繋がりができていて、ちょっと心配になることもあるのですが、こどものアカウントを覗いてみたら、仲良しさんからの同情や励ましのメッセージがたくさん。

こどもが気持ちを吐き出せるところがあって、それをうけとめてくれる誰かがいるって有り難いなぁと思いました。
親に言いにくい気持ちもあるでしょうから。

LINEやパソコン、スマホ、SNS。
こどもに使わせる件については、ネガティブな情報のほうが圧倒的に多いです。
親の管理は間違いなく必要だけれど、こんなふうに、本人の支えになることだってあるのだなぁと思いました。

そうですよね。
大人だってそうだもの。

◆夏休みはちょっと距離をおいてみたけれど、うちの場合はまだ近くにいてもいいみたい

最近は思春期&反抗期が早いよなんていうことを聞いて、この夏休み、少しこどもと距離をおいてみたことがあります。

「うっとおしいなぁー、親」と感じているような気がしたんですよね。

でも、今回、こどもは母親の私にいろいろと現状を訴え、励ましや慰めを求めてきました。

まだ、そばにいたほうがいいのかもしれないな。
距離のとりかたって、難しいですね。

◆話を聞きながら、折り紙を折って手渡してみた

日曜日の夜も、「学校いややぁー」とぶつぶつ。
こういうときは聞き役にまわるしかない。

「なんか言ってよ、励まして」
と言われたら、一生懸命励ます。
言っているのは毎回同じことだけど。

「もうすこしやさしく言って」
といわれたら、トーンを抑え、

「前向きになれるように言って」
と言われたら、テンションあげて、

いやー、親ってたいへんですね。。

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話を聞きながら、ブロックメモで折り紙を折りました。
カミキィさんの、フクロウです。


フクロウのお腹に「御守」とか「幸運」とか書いて手渡したら、笑って生徒手帳に挟んでいました。

正方形のメモ用紙を置いておけば、折り紙にもなるんだなと発見。

◆折ったり編んだりする時の気持ちは、初詣のそれに似ている

集中してなにかを作るときの気持ちって、神社の神殿の前で拝んでいるときの気持ちに似ているなぁと思いました。

千羽鶴って、完成させて手渡すことに意味があるのではなくて、集中して折っている時間の気持ちに意味があるのかもしれないですね。

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タティングレース。
簡単で規則的なパターンを、時間のあるときに時々編んでいます。
何に仕上げたいとかいうのが、あるわけではありません。

これをしている時には、日々のごちゃごちゃしたことを頭の片隅に押しやって。
無心になって編み目に集中します。
無心だけれど、そこにさまざまな思いをこめて。

やっぱり、なにかを作るって、
「祈ること、願うこと」なのかもしれないなぁ。

フクロウの思いは我が子に伝わったでしょうか。
元気に帰ってくるといいなぁ。




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