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漢検、実はほぼ毎日受けられる。思い立ったらすぐ受検【大人向き】&漢字ミュージアム【京都】


<2020/05/13>
文末に関連記事のリンクを追記しました。

◆漢検、CBT(コンピュータ)受検ならほぼ毎日受けられます

漢検の個人受検ができる公開受検日は年に3回。6月、10月、2月の日曜日。ですが、CBT(コンピュータ)受検を利用すれば、ほとんど毎日受検が可能で、しかも時間帯も選ぶことができます。

7級〜2級まで対応しています。

  • 日曜日がどうしてもダメ
  • 不合格だったけれと、すぐ再チャレンジしたい
  • 履歴書に記載する必要があり、とにかく早く受検して合格したい

そんな場合にとても便利です。

但し、コンピュータ(キーボード・ペンタブレット両方)を使用する試験なので、キーボード入力が苦手という人は当然、漢字以外の点で苦戦することになってしまいます。
また、キーボード入力ができなかったり、時間がかかってしまうこどもたちは、ちょっと難しいですね。

◆私が漢検CBT受検を利用したわけ

私がCBT受検を利用したきっかけは、「こどもと一緒に漢検を受検しよう」と考えたことから…というかいろいろあって受検するはめになってしまったことでした。

2016年6月のことです。

当時4年生だった我が子に漢検を受けさせてみようと思ったものの、「広い会場で知らないひととテストを受ける」という経験のなかったこども、不安がって受けたがらなかったのです。

「じゃあ、おかーさんも一緒に受けるよ。それならどう? 一緒に頑張って一緒に受けようよー」

それならまぁいいか…と承諾したので、一緒に同じ7級を受検するつもりで調べはじめたのですが、とはいったものの、

1年生や未就学児ならともかく、4年生で母親が付き添い受検てどうよ?

とか

どうせ受けるなら相応の級を受けたいよなぁ。せめて3級ぐらいから。

…などと思うようになりました。

じゃあ、同日に違う級を受けるとしたら?と7級を3級の実施時間を調べてみたら、同じ。それならなんとかできるかなと考えたのですが、何せはじめての受検、会場の様子が全くわかりません。

あーもう、ちょっとよくわかんないなぁ…

あれこれ悩んでいるときに、「CBT受検」という記載に目がいきました。公開受検日とは別の、コンピュータを使った受検。平日の設定もあるし、時間の選択肢も多い。これならこどもが学校に行っている間に受けに行ける。

よし、公開受検の日はこどもの付き添いに徹して、自分の受検はこれでいこう。

結局、一緒に受けるという当初の話は全く形を変えてしまったわけですが。

◆漢検CBT受検、メリットとデメリット

私が受検した2016年は会場が非常に少なく、曜日も限定されていましたが、2017年から会場・日程ともにぐんと増え、今はとても受けやすくなっています。

-メリットは日程の豊富さ。そして再チャレンジがすぐにできること

CBT受検のメリットは、なんといっても日程の選択肢の多さ。いろいろと忙しい学生〜社会人にはとても有り難いシステムです。
入試などを控えて指定の級に合格しておきたいなど、公開受検日まで待てない事情がある場合は助かります。不合格だった場合でもすぐに再チャレンジが可能です。

こちら、ちょっと検索してみた2018年4月の大阪府下の例。

漢検CBT受検 会場検索例

大阪駅前のセンターでは、毎日受検が可能です。時計マークをクリックすると空いている時間が表示され、そこから申し込みに進むことができます。

-デメリットは、慣れないPC操作にストレスを感じること

一方のデメリットは「漢字のテストなのにコンピュータが相手」という、なんだか不思議な感覚? 紙のテストとは勝手が違うところだと思います。
漢検CBT受検では、漢字を書く問題はペンタブレットに文字を書き、記号で答える問題、読み方の問題などはキーボードで入力します。試験前に10分間、操作に慣れるための時間があるのですが、それでも慣れないシステムでの受検は、日頃からPCに親しんでいる私でもストレスを感じました。
さらに、「ここから先の問題に進むと前へは戻れません」という仕組みになっていて、まずは全部解答して、残り時間で見直しをする…という形がとれなかったんですよね。そういう点もちょっとやりにくかったです。

難易度の高い級になると、そういった慣れない手順が点数を左右することもあるかもしれません。

このときはおかげさまで3級一発合格で母親の面目躍如?
でもこのあとの準二級以上は難しそうだなぁ。。

◆一緒に受検したのは若い女子グループと、外国の青年でした

今は実施会場になっていないようですが、私がCBT受検をした会場は、京都にある漢字ミュージアム。オープン直前のミュージアムに入ることができてちょっとラッキーでした。

グループで来ていた20歳前後の女の子と、日本人ではない若い男性と一緒に受検しました。

女子たちは、学校の単位とかにかかわりがあるのかな… 外国のお兄さん、何級受けるんだろうな!?

すっかり勉強と縁遠くなっていましたが、このときは懐かしい気持ちなったり、みんな頑張っているんだなーと思ったり。こういう経験もたまにはいいなと思いました。

そんなわけで、これと同じ時期の公開受検でこどもは7級を落ちてしまったわけですが、その後合格。そして1年後の先日、6級に合格。来年は5級合格を目標にしています。

中学入って順調に4〜3級に合格するとしたら、あっという間に追いつかれるということですね(^_^;) こどもの成長は早いです。そうして追い抜かれていくのですね〜♪

◆CBT受検の申込方法

CBT受検は、漢検トップページから申込ページに進むことができます。↓の記事で詳しく紹介しています。

kaedenote.hatenadiary.jp

ほかに、英検やマーケティング検定、弥生検定(!)、ネットショップ検定(!!)など多くの資格試験がこのCBT受検に対応しています。今回検索してその多さ、多様さにびっくり。いろんな検定/資格があるもんだ…。

◆関連記事&リンク

kaedenote.hatenadiary.jp

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www.kanjimuseum.kyoto

↑今は漢検CBT会場でなくなったようですが、漢字をテーマに楽しめるおすすめスポット。こどもはもちろん、外国の方にもウケそう。週末にはいろいろなワークショップも実施、春休みのおでかけにもオススメ。八坂神社すぐそば。わかりやすいところにあります(アクセスはこちら)