◆ダーニング、次のターゲットがあらわれました
11月のはじめ、あまりのかわいさに衝動買いしたダーニングの入門キット。
第一作は、↑の記事で紹介しているスリッパのワンポイント。
次どうしようかな〜と思っていたら、夫のパジャマが破れました。
ながーく愛用している、お気に入りらしい無印のパジャマ。
階段を下りるときに手すりにひっかかったそうで。
(何故手すりにひっかかる? 謎)
本当に長く着ていたけれど、ついにお別れの時がきたなぁ…
小さく切って大掃除のウエスに…
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ん?
ちょっと待て。
そうよ、ダーニングにちょうどいいやんか!
切り刻む前に気付いて本当によかった^^;
◆これは単なる「つくろい」なのか、それともちょっといいかんじなのか?
先日のスリッパで使った、キット内の赤い毛糸。
この残りを使って破れた部分をダーニングしました。
キットの糸の量(約2メートル)、当初少なく感じたのですが使ってみると十分なようです。赤い毛糸、これだけやってもまだ小さなポイントぐらいならできる長さが残っています。
かわいくない?
いいかんじじゃない?
45rpm※の服みたいに見えるようなかんじが、しなくもなくもない?
※好きな世界観のブランド。私には高くて買えない。
夫は微妙な顔をしていましたが…これはもう受け取る側の感覚の問題でしょうかね^^
もうちょっとなにかやってみたくって、少し足してみることに。
茶色の毛糸で四角を作って、足してみました。
どうでしょう???
「すてきなダーニング」というよりやっぱりなんか「穴を閉じました」というように感じるのは、私が穴のあいた状態を知っているからかな^^;
もしくは、ただいまの朝ドラ「スカーレット」のせいに違いない…
「スカーレット」では、主人公のきみちゃんの家は貧しく、こどもたちの衣類はかならずどこかが破れていて修繕、いやダーニングされているんです。
ま、感じかたは人それぞれ。
楽しくできたから、それでよし。
夫もお気に入りのパジャマが引き続き着られるという点は喜んでいます。
同じものはもう売っていませんしね。
◆ダーニングおぼえがき
-本当に短時間でできる。深く考えなくてもできる
クロスステッチのように刺す場所や色を考えなくてもいいし、模様編みのように編み図と常に見比べる必要もなく、タテに刺したら次はヨコに刺すだけ。
覚える事も少なく、とても手軽。
テレビを見ながらでも、こどもと話をしながらでもできます。
その気軽さがすごくいいです。
-長く使っている衣類は、作業しやすい
着古した衣類でのダーニングの場合、使い込んだ布地が柔らかくなっていてとても刺しやすい。作業がしやすかったです。
-短辺を先に、長辺をあとに。
ながーい長方形になる場合。
まずは短編から。短い線で穴をふさぐようにかがってから、長編の作業に移るとやりやすいです。
-偶数本だとやりやすい
縦糸を張ったあと、一本ずつすくうように横糸を通していくのですが、縦糸の数を偶数にしておくと横糸の作業がラクチンです。
ものすごい走り書きですが…短い縦糸が6本ある状態です。
これだと右からでも左からでも、「偶数本目をすくう」というルールが変わらないからです。奇数本だと「えーとこっち向きは1本目すくうんだっけ、2本目だっけ」と考えなければならなくなります。
◆「暮らしの手帖」でも、野口さんのダーニング特集ふたたび。
暮しの手帖 第5世紀3号(2019年12月-2020年1月号)にもふたたびダーニング特集が。
野口さんの「作品」としてのダーニング、美しいのでぜひぜひご覧ください。
私がキットを衝動買いした書店、在庫が増えていました。売れているのかもですね。
新作も続々と。
こちらはダーニングマウスとスティックが付いた野口さんの新しいキット。2019年12月発売。高さのない「マウス」はポケットなどに、細い「スティック」は指先、足先など細い部分の作業に向いているそうです。
こちらは持ち手が長いダーニングマッシュルームの付いた、ミスミノリコさんのもの。これも2019年12月発売。作例が野口さんのものとはまた違った趣です。
年末年始のお手軽手仕事にぴったりかもしれません。紅白見ながらでもいいな。
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