ちょうどよくて、ちょっといい日々。

主婦/母親の管轄って果てしなく広範囲ですよねぇ。。。「カエデノオト」の別館です。

面倒な確定申告を、それでもここまで自力でやってきた理由


適当な写真がカメラにないので、はじめてフリー画像を使ってみますにゃん。

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◆自分で確定申告すると、見えてきたこと

前記事の続きのような記事です。 

kaedenote.hatenadiary.jp

 私は20年近く、自力で確定申告をやっています。
個人事業主の夫のものですが。

ほんとうは税理士さんにお願いしたいところなのですが、いろいろとあって、ここまで自力でやってきました。

大変なことも多いのですが、自分でやるからわかったこと、考えるようになったことが多いです。

たとえば、

  • どれくらいの収入に、どれくらいの税金がかかるものなのか
  • どれくらいの所得だと、どれくらいの健康保険料になるのか、住民税になるのか
  • 「控除」の変化。この20年の間になくなった控除は多いです。扶養控除(こども○人につき○円控除、というもの)とか。控除が減る、ということはつまり増税です
  • 「正しい節税」についての考え方

毎年自分で入力して、計算された数字を見て…という作業をすることで、そういうことを身をもって知ることができます。

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会社員時代は明細を見て「ふーん」と思うだけでした。

忙しい時などは、明細が届いてもちゃんと見ずに引き出しにしまい込むという状態でした。

それでは、いけなかったのだと思うんですよ。

◆いろいろと見えてきて、思うようになることは「税金のその後」

確定申告をして、いろんなこと知ると、次に考えるようになるのは

納めた税金の、その後

です。

たっかいなぁ…こんなに納めないといかんのか

と思ったその税金、どんなふうに使われているのか。

知りたくなるんですよ。

そうしたら、ポストに入る市報をよく見るようになるし、政治のニュースも気になるようになります。

うちには公立中に通うこどもがいますから、公教育へのお金のかけかたも気になります。

気になると、情報が見えてきて、それに対しての自分なりの意見が生まれます。

それはいらんやろ
なんでそこにそんだけかけるねん
そこにそれだけ投入してくれるんだ…ありがたや…

などなど。

どうしても納得のいかない使い方をされていると知ると、すんごいむかつきます。

このむかつきを、どうすればよいのか。

  1. 日記やブログに書き殴るか
  2. プンスカ怒りながら家事をするか
  3. わかってくれそうな人に愚痴るか
  4. 選挙に行く

このなかで、「いいほうに変える」ことに効果があるのは、4のみ。

影響力のあるひとなら1も効果があるかもしれませんが…

選挙に行かなくちゃ!

選挙に行く前に、候補者の考えをよーく知らないといけませんよね。
投票したら、結果が気になりますね。
当選者の、その後の仕事も気になります。

あぁ、私はもっともっと早く、
そんなふうに考えなければいけなかったのではないか?

そう思います。

自分で確定申告をしてきたおかげで、ゆっくり、ようやく気付いたことなんです。

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◆で、あらためて今、税理士さんの力を借りたいと考えているところ

-どうして、税理士さんにお願いしていないか

夫が個人事業主として開業届を出したとき、税務署からひとり、税理士さんを紹介していただいたのですが…

開業届を出すと、希望すれば1年目の申告を見てくださる税理士さんを紹介しくれるんです。無料。

その方と、合わなかったというか。

夫の職種のことをあまりよくご存じない税理士さんで、期待していたほどの指導が受けられなかったんですよね。
これなら、自分でやっても同じかな、と思ったんです。

本当は同じではないと思いますけどね。

2年目からは費用が発生するので、「だいたいのことはわかったし、費用をかけてお願いするなら、ほかの税理士さんがいいな」って思ったんです。

-税理士さんを探すって難しい

今ならいろいろな手段がありますが、20年ほど前に自力で税理士さんを探すって、難しかったんです。

個人事業主が税理士さんを探すのって、ほとんど「知人の紹介」だったんじゃないかなぁ。

あとは、前出の税務署からの紹介。

金融機関から融資を受けたりする場合、そこで銀行から紹介されることもあるようです。

いいご縁が、周りにありませんでした。

-税理士さんの考えが「正解」ではないし、いろんな税理士さんがいるし

前記事で

kaedenote.hatenadiary.jp

「確定申告でわからないことがあれば税務署に電話を」と書きましたが、私自信何度か電話をして、そこでいろんな税理士さんと話をしました。

きっと当番制で、いろんな税理士さんが順にやってくるんだと思います。

ここで、あ、税理士さんによって考え方が違い、こたえが違う場合もあるんだな、っていうことを知ったんです。

なら「考え方に共感できる」税理士さんを探さなければいけないんだな、って思ったんです。

-弱小個人事業主は税理士さんにとっておいしいお客じゃないはず

とはいえ、うちのような弱小個人事業主の仕事って、税理士さんにとっておいしい仕事ではないと思うんです。

一度、紹介で尋ねた税理士さんには、遠回しにそんなふうに言われたことがあります。

もし合いそうな人ならお願いしたいな…と思って行ったのに、気持ちが萎えたことをよく覚えています。トホホ。

◆ひととおりわかった、だから助言してくれるプロに、そばにいてほしい

前出の税理士さんが面談時に(トホホな件とは別に)私に言ってくれた言葉は、それまで誰もかけてくれなかった「褒め言葉」でした。

「あなた、まぁ、よくわかってはる」

よっしゃー!

ひとりでコツコツやってきた帳簿づけと確定申告作業で、私には知識が身についているのだ…!

非効率だったかもしれないが、だからこそ身についたのかもしれない。

当初から税理士さんに丸投げしていたら、こんな私にはなれなかったかもしれない。

ムラムラ沸いてきた喜びと自信。

この知識を持っていれば、税理士さんにお願いしたとしても「わからないから丸投げ」とはならないのではないか。そして、プロにしか分からない部分の助言がもらえるのではないか…!

そんな気持ちで、今年1年かけて、相性のいい税理士さんに出会えるように行動しようと思っています。

割に合わない弱小個人事業主だけど、いい出会いがないかな。。




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