- 4月、緊急事態宣言が発出されて数日たった夜のできごと
- 鎌倉の自邸のリビングルームからの生配信ライブ
- なんという贅沢なことでしょうー
- おしゃべりも、にゃんこも、ありました
- そしてそれは、進化しながら53日間続けられました
- 最終日のサプライズ
- このライブは、YouTubeですべて公開されています。
- 本日のおまけ
4月、緊急事態宣言が発出されて数日たった夜のできごと
夕飯後、リビングでだら〜んとしながら、なんとなくスマホでフェイスブックを開いたら、動画が配信されていました。
あら、小曽根真さん。
小曽根真さん、いわずと知れた世界的ジャズ・ピアニスト。
私はこの方の、美しいピアノの音色が大好きで…ジャンルを超えて一番好きなピアニストです。デビューからずっと聴いてるファンです。
小曽根さんが、自宅のリビングでのピアノ演奏を生配信されていたんです。
わおー
小曽根さんの生ピアノとおしゃべりが自宅にいながら楽しめるなんて、なんっという贅沢。
フェイスブックに生配信機能があるんだ、とか、イイネがふわふわ漂ってかわいいな、とか、そんな発見もありました。
鎌倉の自邸のリビングルームからの生配信ライブ
どうやらこれ、毎日配信されている?と気付いたのはそれから数日後。
毎晩21時にスタートする、約1時間のピアノの生ライブ。
奥様の女優・神野三鈴さんが声だけ出演。小曽根さんとおしゃべりしたり、リスナーからのリクエストを読み上げたり。
「いいね、それやろうか」
といって、誰かからのリクエスト曲をさらっと弾き始める小曽根さん。
オリジナルから、
ジャズのスタンダード、
途中で即興演奏入りまくりのクラシック、
最後がブルースになる文部省唱歌、
懐かしのフュージョン(って今も言う?)、
心地よいボサノヴァ、
ミュージカルの名曲に映画音楽、
クイーンとかビートルズとか、
もう、なんでもあり。
なんという贅沢なことでしょうー
毎回必ず「お誕生日のリスナーさんへのバースデーソング」も演奏され、それは日によってキーやアレンジが違っていたりします。すごいテクニック…。
知らない曲は「宿題」となり、数日後に演奏。
なんっという贅沢なことでしょう。
「超プロフェッショナルの部分練習」を生で聴くという貴重な機会もありました。
岡江久美子さんの訃報の数日後には、「はなまるマーケット」のテーマソングだったベイ・シティ・ローラーズの曲も。
どれも「自宅で軽く弾く」という演奏ではなくて、1曲1曲、全身全霊で演奏しているようなかんじ。
まさにまさに「ライブ」。
おしゃべりも、にゃんこも、ありました
演奏だけではありません。
オープニングでは、毎日必ず医療従事者の皆さんへの感謝と「おかえりなさい」を。
合間のおしゃべりの内容は、誰もが知る有名ミュージシャンのバックステージのエピソードや若い頃の話など。
どれもこれも、珍しくて面白い。
世界中のリスナーに向けて、日本語と英語で。
配信中にウィントン・マルサリスから電話があって、そのままおしゃべりが始まったという珍事もありました。
三匹のにゃんこが気まぐれにピアノのまわりを歩いたり、ピアノに反応して「にゃ〜ん」と泣いたりするという、
ここは極楽か…?
というような様子も。
そしてそれは、進化しながら53日間続けられました
まぁとにかく、それはそれは素晴らしい贅沢な1時間で。
しかしこれ、ご自宅とはいえこんな気合いで演奏されていたらパワー使うだろうなぁ…準備だって必要だろうし…すごいなぁ…いつまで続くのかな?と思っていたのですが、
毎晩、
毎晩、
毎晩、
21時にフェイスブックを開くとやはりそこには小曽根さんのライブ配信があり、結局それは6月1日まで続きました。
53日間、毎日。
すごい。
その間に配信の音がよくなり、照明が美しくなり、カメラアングルが追加され、、、
この時間に合わせてお風呂に入るようになりました。安いスピーカーでも音が反響して、まるでホールで聴いているようで、思い出のある曲が聞こえてこようものなら、ちょっと泣けてきたりしました。
丸いスピーカーは手に乗せるとまるで音を抱いているような気持ちになります。
おすすめ。
最終日のサプライズ
最終日もいつものようにお風呂で聴こうと思ったら、映像がいつもと違う。
違う配信を見ているのかな?と思ってしまったオープニング。
最終日は、小曽根さんちのリビングルームが、なんと
オーチャードホールに引っ越してきていたのでした。
前夜までのリビングルームの背景を思い出される、木々の照明。
すごいーーー
にゃんこの身代わりもちゃんといる。
こんなふうに、毎夜ご夫婦でやってらしたんだなぁと。
スタッフ以外誰もいないホール。ちょっとせつない。
でも、1万人を越える人が観ていたようです。
いやー・・・
言葉になりません。
たくさんハート(超いいね!)を飛ばしながら、最終日はPCにかぶりついて観ました。
演奏は相変わらす素晴らしかったし、このサプライズ企画をかたちにした夫妻とその仲間たちの仕事に圧倒されました。
うーん、
この非常事態宣言下の毎晩9時にあった出来事。
うまくことばにできない!
できないまま、記録として置いておこうと思って書きました。
このライブは、YouTubeですべて公開されています。
53日間のアーカイブ、ぜひどうぞ!
音楽が生まれる瞬間を満喫できます。
音楽通にもなれるし、生きた英語の勉強にも。
にゃんこ好きにはたまらないシーンもあります。ぜひ!
1曲選べと言われたら…選べない^^;
「忘れられない出来事」ということで、Unforgettableを。
もいっちょ、母の日に。お母さんたちへではなく、お母さんたちからたくさんリクエストをもらった曲だそう。
ファンの方の力作。YouTubeのアーカイブ、親しみやすい曲のスタート地点リスト。すごい!(フェイスブックより)
ひとつでも聴いて♪OZONE🎹小曽根world✨... | Facebook
フェイスブック上では、ライブを楽しむファンが楽しく交流していました。前夜のプレイリストを整えて記事にしてくれるひとも。
フェイスブックをこんなふうに楽しく活用したのははじめてかもしれません…^^;
ニュース記事
読んでいて泣けてきた投稿(フェイスブックより)
53日間にわたる小曽根さんの”Welcome to Our Living... | Facebook
塩谷哲さんとの時間差デュオ。圧倒☆
本日のおまけ
ダリア。
ダリアって枯れていく姿も、なんだかきれいです。
見習わないとね^^;
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