◆少子化問題の記事によく遭遇する今日このごろ
2月です。
年度末/新年度近し、というわけで「保育園落ちた」関連の記事やツイートをよく目にします。
そして、少子化問題についても。。
年間40万人自然減で、今後もそれが増えていくのか。毎年高松市や松山市クラスの中核市が消滅していく速度。団塊ジュニアの女性が出産適齢期を逃したら文字通り日本の将来にとって取り返しがつかなんだから、5年間くらいそのためだけに毎年数兆円を投じるとかしないのか。https://t.co/Q8owevjwdo
— Kenji Shiraishi (@Knjshiraishi) 2018年2月2日
もうほとんど遅いんだけど、日本の将来が決定するレベルの大事な時期に、すべてわかっていながら、何故日本政府は何もしなかったのかと後世研究されるレベルだと思うよ。
— Kenji Shiraishi (@Knjshiraishi) 2018年2月2日
読んでいると、つらくなってきますね。
本当にさまざまな立場のひとの様々な意見があって、簡単じゃないなぁと思う。だけどなんとかしないと、ほんと、日本がなくなっちゃいそうな勢い。
ほんと、なぜここまでになってしまったんだろう。
◆小学生の子を持つ親としてイメージしてみる
で、じゃあこれについて、私ができることってなんだろうと考えました。
いま小学生の我が子に
「いま日本は深刻な少子化問題を抱えていて、この先改善の見通しもたっていなくて、それを解決していくためにはあなたたちの世代がこどもを産まないといけないのよ。できれば複数。できればたくさん。それしかないのよ。」
みたいなことを言い聞かせながら育てていけばいいのか?
ちがいますよね。それはおかしいですよね。
私もできませんよ。
◆我が子には思いどおりに生きてほしい。思い通りに生きることと子どもを持つことが自然と繋がっていてほしい。そのためには
我が子にはやっぱり、好きなように、自分に嘘をつかずに生きて行って欲しいと思います。自分の信じる道を見つけて、その道を前へ。よく聞く言い回しですが、結局ここにたどりつくんだなぁとしみじみ思います。
そうすると、若者がどんな道を選ぼうと「そのためにこどもを持つことをあきらめる」という結論に達しないためにはどういう社会であればいいんだろうと、たいへん低いレベルではありますが考えてみたら、
「子どもを育てながらの人生が困難ではない」
ということだよなと思いました。
経済的、時間的、精神的に、困難な環境でなければ子どもを持つことにも前向きになれるのではないか。
そうすると、そういう環境を整えるのってやっぱりお役所(政治)の仕事の範囲だよなぁと思い至りました。
普段、自分の国の少子化のことを考えて生活している国民て、そんなにいないですよね。それが普通ですよね。自分や身近なひとの今後、我が子の将来を考えるだけでいっぱいいっぱいです。
やっぱり、政治の仕事ですよね。
次回の選挙のときは、そんなことを考えながら投票に行こうと思いました。