◆ゆらゆらと揺れながら、「見える収納」を考え続けています。
「モノは片付けてスッキリさせるがいい」
と
「見えないモノは使わなくなる」
との狭間でいつもゆらゆら揺れています。
わたしはこっちなのだ!という確固たる信念があればいいのですが、そうすぱっと、こっちと決められない性分です。
見えないところに片付けて、見えるモノがない(少ない)のはたしかに気持ちがいい。掃除も楽。
でも、片付けてしまうと使わなくなったり、必要なときにひと手間かかる、つまり効率が悪い、というデメリットもある。
メディアで一方の成功事例を見ると、そっちに傾きますよねー
同じようにできるわけがないのに。
あと、「ひとり暮らしではない」という点も大きいと思うんです。
ひとりなら、自分の意志で決めてやってみて、むりだ、やめた、みたいに方向転換をして…みたいなことが比較的容易。片付けたら必ずしまう、とか、収納場所を把握しておく、みたいなルールも自分だけなら多少無理をしてでも守れるかもしれません。
しかし家族がいると、そうはいきません。
よね?
いや、うまくできているご家庭もあるよな、とメディアによる成功事例紹介を思い出したり…
たとえば、こどもに何かの習慣を付けさせたい場合、それが「目に入る」ところにあるってけっこう大きいと思うんです。
えーと、何か例がないかな…そうだ、今、こどもが「起きてリビングに来たら、漢検ドリルを1Pやる」というのをやってるんですが、こういうものって見えるところに置いていたほうがすぐに手にとって、続けやすいですよね。
あとはキッチンですね。「キッチンは我が城、立ち入り禁止」というスタンスならば好きにできますが、なるべく皆がキッチン作業を担うように、と考えると、いろいろなものが見えるところにあったほうが断然、皆が使いやすいはず。
そんなこんなで、「見える収納」というのを頑張ってみているんです。
って、頑張っているのはわたし一人なんですけど。
夫とこどもはたぶん、けっこう、どうでもいいかんじ(笑)
→見える収納 カテゴリーの記事一覧 - ちょうどよくて、ちょっといい日々。
◆食材メモ、どうしていますか? 我が家は古典的な「冷蔵庫×マグネット×ペン書き」です
台所仕事をしていて、「ああこれ買い足さなくっちゃ」みたいなことを思ったとき、皆さんはどんなふうにメモしているんでしょう。
手書き?脳内記録?
スマホのメモを立ち上げる?アレクサさんとかにメモしてもらう?
我が家はスタンダードに、「冷蔵庫に貼ったメモに書く」です。
長らく筆記具を、冷蔵庫近くのスライド収納に入れていました。調味料のスペースです。
あっ、鰹節がない、と思ったら
収納をあける→ペンを取り出す→後ろを向いてメモに「かつおぶし」と書く→戻ってペンをしまう→収納を閉じる
という作業が必要です。
あぁめんどい、収納の開け閉めがなかったら楽なのに!
と思うんだけど、ペンを置いておく、ここという場所がない。
最近はこどもがよく台所仕事を手伝うようになり、メモをすることも増えました。こどもの動きを見ていたら、やっぱりなんだか、非効率…
とか思っていたら、百貨店のポップアップショップでよさげなツールに出会ったので、導入してみることにしました。
◆冷蔵庫の側面に「見える収納」を新設
軽い、紙箱です。いろんな柄があってものすごく悩みました。
これも信念がないとほんとに、ただただ、迷うものです…
外からは見えませんが、中に強力なマグネットが入れてあって、冷蔵庫などにぴたっと張り付きます。かなりしっかりしています。
いろんな形状のものがあったのですが、シンプルな長方形のものにして、中を牛乳パックをカットしたものでしっかりと仕切りました。
冷蔵庫の側面にペタ。仕事の関係でA4の裏紙が大量に出るので、それを四つ折りにしたものをメモのストックとして広いほうに入れておきます。狭いほうにはペン。
紙は必要に応じて取り出して、冷蔵庫の正面に。
細いほうは週に1度のcoopで買うもの、大きいほうは日々の買い物で買うものを書きます。買い物をしてここの紙がなくなったら、ストックから取り出します。
試してみたら、とてもスムーズ。
収納の開閉の手間、ペンを持って振り向く手間、がなくなり、非常に使いやすくなりました。
◆京都/二子玉川に店舗がある箱専門店「BOX&NEEDLE」のもの
百貨店で出会ったこれは、京都と二子玉川に店舗がある箱専門店「BOX&NEEDLE」のものでした。
BOX&NEEDLEは、京都の老舗紙器メーカーによる世界初の箱店です。イタリア、イギリス、フランス、フィンランド、インド、ネパールなどの世界中から選び集めた紙を職人の手で一点一点手貼りで制作しています。京都特有のおもてなし、しつらい、よそおいの心から“暮らしを彩る紙器”を提案しています。
引用元:http://boxandneedle.com/about/about.html
紙モノ好きは一日中滞在できそうな、すてきなペーパーアイテムがたくさん。
個性的で、工夫があって、どれにしようか迷うのも楽しい時間でした。
ていねに作られていて、大事に使おう、という気持ちにもなります。
そして、
こちらの箱の接着には、「膠(にかわ)」が使われているんですって!!
貼箱に使う“ニカワ”とはなんですか?
古くからある、動物性の接着剤です。ゼラチンが主成分で、弦楽器や日本画絵具の接着剤などにも使われています。湯煎し、薄く伸ばしたニカワを紙に塗って箱と接着することで、強度のある紙器が生まれます。BOX&NEEDLEの箱は、すべてニカワを使用してつくっています。
引用元:http://boxandneedle.com/QA.html#4
膠は、金継ぎや漆芸でも使われる、天然素材なんですよ!
なんだかうれしい☆
買おうと思ったとき、一瞬
「…100均に行けばシンプルで飽きのこない、プラスチック製のこういうのが安くて売っているのでは?」
と思ったのですが、
- 「どうせ100円だから、失敗してもいいや」という気持ちをなるべく持たないでおこう
- 「吟味して買う」という時間&感覚を大切にしよう
- 処分するとき、紙のほうが私と地球に負荷がかからない
みたいなことを考えて、こちらを買うことにしました。
紙なので、汚れたり、気分を変えたいと思ったら別の紙を貼り直せばまた違った雰囲気にもなりそうです。
このショップ、ペーパーもたくさんあるようなので、いつか京都に行く機会があったらのぞいてみたいです。
オンラインショップもありますが、リアルでモノを選ぶことを大事にしたいと思う今日このごろ。
かわいすぎて危険なので覗かない^^;
というわけで。
我が家の「見える収納(たぶん)成功事例」がひとつ、増えました。
いいかんじで使えそうなので、ここに合うペンを探したいと思います(^^)
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