ちょうどよくて、ちょっといい日々。

主婦/母親の管轄って果てしなく広範囲ですよねぇ。。。「カエデノオト」の別館です。

忘れないでね。わたしたちは静かにじっと見ている。見ているんだよ。


◆保険代理店から私あてに届いた一通の封書

昨日、保険代理店から私あてに封書が届きました。
夫じゃなくて私? 心当たりないなー なんだろうな。
開けてみたら

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契約している生命保険会社からのお知らせでした。

「令和二年新型コロナウイルス感染症により影響を受けられた
 お客様に対する契約者貸付の特別取扱いについて」

おー。

この保険、私にまだ自由なお金がそこそこあったとき、貯金代わりのつもりで全保険料を一括払いした生命保険です。
聞き慣れない保険会社名ですが、契約時は違う名前だったような…
お世話になっている代理店のかたのおすすめで契約しました。
私が死んだら、小さなお葬式ができるくらいのお金が出る保険です。

「契約者貸付」というのは、解約返戻金が出るタイプの保険に加入している場合、必要に応じて「貸付」が受けられるというもの。

こちらの記事に詳しく書かれていました。専門家による文章です。

kakakumag.com

契約者貸付、通常は返済時に利息を支払わなければなりませんが、届いたお便りには

「今回の新型コロナウイルス感染症が拡大する状況下において影響を受けられたお客さまへの利便性を高めるため」
利息免除の対応をいたします。と書かれていました。

受付は今年の6月1日まで。
金利免除適用期間は遡って2月18日から9月30日まで。

◆使うつもりはない、できれば使いたくないけれど、ありがたい。

夫の仕事、今回の件で即、大きな影響を受けました。
さてどうする…とふたりでざっくりと話をしました。

いざとなったときに利用できるもの、のなかに「保険の契約者貸付がある」という話はその時に出ました。

でも、おそらく、ここまで日本中が深刻なことになったのだから、国がなにかしらの対策をたてるはず…

極力、貸付は使わないことを前提に考えよう。
貸付って、利息と一緒に返さないといけないんだから。

だから、利息を免除していただけるとしても、貸付を使うつもりはないわけですが、でも、不安で先の見えないなかでこんな手紙を即届けてくれる、しかも即利用可能であるという、その配慮がものすごく嬉しくて。

他の保険会社も、それぞれ、案内を出しているんでしょうかね?

エヌエヌ生命さんの好感度爆上がりです。

こういう出会いがあっただけで、希望の光が射したような気持ちになれます。

希望の光は、前向きな気持ちを産み、明日への活力になります。

ほんとに。

そういうものなんだなぁと、今回しみじみ思いました。

◆光があれば影がある

そうして、キラキラ光るエヌエヌ生命さん降臨とともにあらわれるのが、黒い影。

なにとはいいませんが、なにやってんだろあの人たち、というのが、その光によって際だって黒く見えるんですよね。

なにとはいいませんが。

私は最近それをじっと見ています。静かにじっと。ずっと。

◆じっと見ているもの、もうひとつ

2月27日の夕方に「学校の休校を要請する」という報道が出た翌日、うちの中学生は学校から「すべてのもの」を持ち帰るように言われ、学校に置いたままになっているすべての私物を持って帰宅しました。

もちろん、予期せぬことで、予備の鞄を持って行っていたわけではありません。

最近の教科書は重い。副教材もたっぷり。

あと、彫刻刀とか画材セットとか。

先生は「こんな袋しかないけれど必要なひとは言って」といって、希望者にスーパーのレジ袋を配布したそうです。
そこに角張って重い本やら道具を詰め込んで、歩いて帰ってきました。

持ち手はナイロン糸のように細く伸び、底は本の角で破れていました。

ワナワナワナ…

帰宅したこどもの荷物と、ナイロン糸が食い込んだ手を見たとき、うまれてはじめての気持ちが沸き上がりました。

あぁ、親って、子供が理不尽な目にあったときって、こんなふうな怒りの気持ちが沸くものなんだなぁと思いました。

致し方のない緊急事態かもしれないけれど。
それはわかるけれど。
しかし、しかしだよ。

誰に何を言うわけでも、どこかに苦情の電話をかけるわけでもありません。
実名を挙げて誰かを晒すわけでも、ありません。
ただ、このさき、じっと見ていよう、と思いました。

◆ぬるい世の中にさようなら? ちゃんと目を開けて、見なければ。

昔むかしはきっとこんなことがしょっちゅうあったんじゃないかなあ、と思います。

昨年の大河ドラマ「いだてん」のストーリーを思い出します。金栗さんが産まれてから、前回の東京オリンピックまでの間に日本にどんなことがあったか。

それと比べると、私が産まれてからここまで、自然災害とか、重大事件とか、それなりにあったけれど、それでもかなり「ぬるい世の中」だったんじゃないだろうか、と。

見てるでー(スカーレットの喜美子の口調で)

なにを?

あれとこれと、あれと、これを。

…ん?
なんかホラーっぽい記事になったちゃったような気がするので、ゆるい写真でしめたいと思います。

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ビーカーの中で寝ちゃったにゃんこと、それを撮るにゃんこ。




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