◆「はてな」はブログサービスの中で一番好き。本当に長くお世話になりました。
思うところあってこのブログを開設したのが昨年9月で、また別の思いが沸いてきて積極的に更新をはじめたのが今年の3月です。
3月時点での私の考えは、
マイペースに100記事目指す
↓
100記事目指しながら、デザイン・レイアウトを整えていく
http→https切り替えなども順次行う
↓
100記事達成したら、独自ドメインに変更する
でした。
私は以前、いろんなサービスでブログを作成していた経験があります。中には今もネットの海の中に浮かんでいるんだけど、メールやパスワードやIDが思い出せなくなってどうにもできず、放置しているブログもあります。ほんとに、なんて無責任な…(反省)
だいたい、日本にある無料ブログサービスのほとんどで開設を経験したのではないかと思います。
そのサービスが使いやすいのか、自分に合っているのか、って、しばらく使ってみないとわからないものですよね。使いやすさ、見やすさ、デザインの良さなどあれこれ比較しながら、いろんなサービスを使っていました。
その中でも一番長続きしたのがこの「はてなブログ(ダイアリー)」でした。
以前開設していたこれとは別のアカウントは8年近く続いたのではないかと思います。とてもプライベートな、日々のできごとを綴ったもので、出産後、育児がはじまってしばらくして閉じました(既に閉鎖、退会)。育児に追われてブログを楽しむ余裕がなくなってしまったからです。
自己満足なブログでしたが繋がりもできました。いつも読みに来てくださるひと。コメントをくださるひと。閉じることを惜しんでくれたひと。
そんな皆さんのブログはまだブックマークしてあります。
ほとんどが閉鎖されたり休眠したりしていますが、休眠ブログはいつかひょっこり更新されたりしないかな?と、時々訪問しています。
昨年、ブログを再開するにあたり、迷わず選んだサービスが「はてなブログ」でした。過去の経験から自分にとって使いやすいサービスだということがわかっていたので。実際、再開してみると以前の勘が戻ってきて、そうそう、こんなかんじだったなーと嬉しくなりました。やっぱり私こういうの触るの好きなんだなと。
育児から少しだけ解放されたことを実感した瞬間でもありました。
◆wordpressは手を出さないでおこうと思っていたのですが
wordpressについては名前は知っていましたが、手を出してみようと思ったことはありませんでした。
サーバーを借りなければならないことや、「wordpressを使って情報発信をはじめたけれどなかなか難しい」というような声を聞いていたからです。
実は「レンタルサーバーを借りて独自ドメインでwebサイトを作る」ということも過去に経験しています。別にショップをやっていたわけでも、仕事に必要だったわけでもありません。興味があって、おもしろそうだなぁと思って、やってみたかったから。ただそれだけです。
当時は試行錯誤しながら設置をしてみる、自由な時間がありました。ドメインをとるのも、whoisの設定も、レンタルサーバーの設定も今よりかなり面倒でした。説明も専門的で難しくて。少しずつ、ドキドキしながら設定していました。
「暇だったんだねぇ」と当時の私に言いたい。笑。
Go LiveやBindを使ってwebサイトを作っていたのですが、自己満足のサイトではモチベーションが続くわけもなく、フェイドアウトした次第。よくある話です。wordpressの存在をはじめて知ったときも、ちょっと心が動いたのですが、「またすぐ放置するにチガイナイ」と思って避けていたのですよね。
◆いろいろな条件やタイミングが重なって、はてなからの引越を決めました
1年ほど前、夫の仕事に関連するwebサイトを作る必要が生まれました。今は某レンタルサーバーサービスが提供するホームページ作成ツールを使っているのですが、月々の費用がけっこうかかっているんです。そのうえに、操作性があまりよくない。自由度も低い。なんとかならないものか…と考えていて、思い出したのがwordpressでした。
簡単に扱えるツールではないとはいえ、これひとつでいろいろなスタイルのサイト(ブログ)を作ることができると知って、
- wordpressをマスターしたら、夫の仕事用サイトも自分のブログも両方作れるのではないか?
- 夫の仕事のサイトを作るのはあまり気がすすまないけれど、自分のブログのためと思えば頑張れるのではないか?
- ひとつレンタルサーバーを借りたら、両方に使えるのではないかな?
と思うようになりました。
はてなブログは好きですが、不満な点もあります。
はてなフォトライフに送った写真がうまく反映されないことがあること、記事のhtml編集画面がなんとももっさりしていて使いにくいこと、などなど。
文字装飾や写真の配置に凝れば凝るほど、作業が非効率的だなぁと思う部分が増えてきました。
この先、はてなブログ特有の機能に詳しくなるよりも、もっと汎用的なものに詳しくなったほうが、後々のためなんじゃないだろうか…?
よし、引っ越ししよう。
引っ越すなら、はてなブログを独自ドメインに変える前のほうが絶対いいよね。
いろいろな条件が整ったので、思い切ってはてなブログからの引越を決めました。
◆レンタルサーバーはエックスサーバー
レンタルサーバーは、利用者からの高評価をよく聞く「エックスサーバー」に。いろいろな比較サイトを拝見して決めました。ちょうど「サーバー新規契約でドメインが1つ無料、更新料も無料(他サービスからの移管でも可)」というキャンペーンが始まっていて、これを利用して取得済みの私のドメインを移管させました。
※このキャンペーンは5月31まで継続中です。
WordPressの運用に特化したレンタルサーバー『wpXレンタルサーバー』
◆wordpressの勉強に本を1冊購入 wordpressの設定とインストールは簡単でした
書店で立ち読みをして、新しくて読みやすそうなこちらをテキストとして購入。
この書籍は「ムームードメイン」でオリジナルドメインを取得するところからはじまり、「ロリポップ!」のサーバーをレンタルしてwordpressでオンラインショップを作るというお題に沿って機能や設定方法が紹介されています。
ネームサーバーの変更方法、wordpressのインストールなどはじめの一歩から、ショップカートの設置、集客のためのサイト分析、運用に必要なアップデートやバックアップについても触れられており、全体が把握できます。初心者の1冊目にはぴったりではないかと思います。
最近はどのレンタルサーバーでも同様だと思いますが、紹介されている「ロリポップ!」でも、今回採用した「エックスサーバー」でも、wordpressのインストールは簡単にできるようになっています。実際、あっという間に設定することができました。
◆テーマは思い切って有料の「SANGO」を導入しました
wordpressにはたくさんの有料・無料のテーマがあるということで、さてどれを使おうか?と考えたのですが、
- 制作者が日本の方で(困ったことがあったときに調べやすい)
- 使用されている方が多く(情報がネット上にたくさんある)
- 評判がよいもの
ということで、SANGOを採用することに。制作された「サルワカ」さんのサイトは、このはてなブログでも文字装飾などで大変参考にさせていただいていました。好きで多用している装飾が、SANGOでも引き続き使えるということも大きかったですし、詳しいカスタマイズガイドがあることも決め手になりました。
困ったときにすぐ頼れる場所があるのは本当に助かります。実際、初期設定などで随分お世話になっています。
◆記事のエクスポート→インポートも簡単でした。が、その先が面倒。。。
記事数が少ないこともあってか、はてなブログからのエクスポート、wordpressへのインポートはあっけないほど簡単にできました。カテゴリーやコメントなどもそのまま引越することができ、細かいところはさておき、すぐに公開してもおかしくはないかな、と思うくらいでした。
ただ、画像の引越や書式の設定がとても面倒。画像は「はてなフォトライフ」にあるものを参照するような状態になっているので、それを手動で引っ越しさせる必要があります。あとは表示崩れの調整などなど。
今は、アクセスの多い記事から順に画像を引っ越しさせて、表示を整えて、ついでにリライトして読みやすくしたりしています。それと並行して見出しや囲みなどのデザインの絞り込み作業も。
えぇ、面倒です(^_^;)
記事数が多くなってからでは挫折していたかもしれません。ちょうどいいタイミングだったのかも?
引越を請け負ってくれるサービスもあると聞きました。どこまでやってもらえるのかわからないけれど、お願いしちゃいたい気持ち、分かります。
◆はてなブログとwordpressってなんとなく似てる。引っ越しても慣れるのが早そうです。
作業をしていて思ったのですが、ダッシュボードや記事編集画面、はてなとwordpressはよく似ています。はてなブログのユーザーはwordpressに抵抗なくなじめるのではないかな?と思いました。
とはいえ、繰り返しますが作業は面倒です。
当初はこちらの更新も続けながら、準備作業を進めようと思ったのですが時間的に難しい。そのうえ、似ているとはいえ異なるふたつの編集画面や記述ルールでの更新を続けるのはかなりの負担です。
…というわけで、ある程度の記事が整い、引っ越し先のサイトをオープンさせるときに再度お知らせしたいと思います。
読者登録をさせていただいているサイトには、変わらずお邪魔しますし、☆を付けたりブックマークしたり、というのも変わらず続けたいと思っています。
これからもどうぞよろしくお願いいたします!