◆小さな空間に家族がぎゅっ。きゅうくつで長いけれど楽しさもある、車移動
関東出身の夫と、関西出身の私。
結婚し、関西に住んでもう20年を越えます。
ほとんど毎年、1〜2回(お盆とお正月ですね)、夫の実家に車で帰省しています。
若い時はびゅんっと一気に運転していましたが(夫が)、ちいさな乳児を乗せるようになるとそうもいかず、こまめに休憩をとったり、日程が許せば途中で一泊するようになりました。
最近は年齢の成果早々に疲れを感じるようになり、無理せず間に一泊、を続けています^^;
-移動を楽しむ、車での帰省
お盆、お正月に関西から関東に帰省していると、日程的にも費用的にも、他の場所への旅行がしづらくなります。
なので、ゴールは実家か自宅だけれど、「移動」を楽しもう。
ルートを変えたり、あちこち立ち寄ったり。
そう考えるようになりました。
日頃はばたばたと慌ただしく、たった3人なのに全員が揃い、会話をする機会がないものです。でも移動の車中では自然と会話が起こり、続きます。
移動にトータル約8時間、と考えると「とおいなぁ…」とうんざりするのですが、家族がぎゅっと小さな空間に固まって過ごす時間だと考えると、決してうんざりだけじゃないよな、と思うのです。
くだらないことで延々と笑ったり、クイズやしりとりがはじまったり…
家族揃ってどうでしょう藩士なので、各地の「試験にでるどうでしょう」エリアに入ると俄然盛り上がります。
本記事では高速道路のサービスエリアで印象に残っている場所をまとめました。
いつか、どなたかの旅のお役に立つと嬉しいです。
なお、施設は年々進化しますから、最新情報の確認をお忘れなく!
掲載の写真は2012〜2019年に撮ったものが混在しています。
◆新東名高速道路は、道路もサービスエリアも快適
2012年に開通し、今もじわじわ範囲を広げる「新東名高速道路」。
新しいだけあって道路もサービスエリアも快適です。
車幅は広く、私のような「ご近所専門ドライバー」でも恐怖感なく(あるけど)スピードを上げることができます。
サービスエリアもそれぞれ、エリアの特色を出した楽しいもので、開通後はじめての帰省では全SA制覇という暇なことをやっていました。
ここはピアノの町のサービスエリア。上りと下りで鍵盤の色が逆なんだとか。
サービスエリアごとにさまざまに工夫されていて、こどもが遊べる場所とか、ドッグランなども充実。
開通は2012年だから、もう8年前か…店舗はずいぶん変わったと思いますが、ファッションブランドのテナントなどもあって面白かったなぁ。
◆今やほとんどに大手コンビニが入っている
昔は品揃えのよろしくない「売店」みたいな店ばかりでしたが、今やほとんどに大手コンビニが入っています。
ウエットティッシュとか、衛生用品とか、のど飴とか、ちょっとしたものがすぐ手に入れられるというのはほんとうに便利です。とくに小さな子を連れた旅では安心感が違います。
安心感といえば、授乳施設も今や当たり前。こどもが乳児だった12〜3年前は、事前に調べて確認したりしたものですが。
◆ご当地色が出た商品がおもしろい
ご当地色の強いお土産がたくさん並ぶのも、サービスエリアの楽しいところ。
こまめに立ち寄っていると、移動するごとに少しずつ品揃えが変わっていくのがよくわかります。
信玄餅と安倍川餅が切り替わる場所はどのあたりだろう
とか、
うなぎパイがなくなるのはどのへんだろう
とか、
そういうことを観察しては面白がっています。
ゆきおやモケケといったご当地キャラクターも、エリアがかわると少しずつ変化。
おもしろいです。
ただし、お財布の紐はぎゅっと固く…
今年は愛知エリアで八丁味噌とオカザエモンマグネットを買いました。
◆静岡エリアは海のものの加工品が楽しい
お土産に缶詰を買ったり、その日の夜義実家で食べようと生しらすを買ったり。
富士山の形をしたお菓子とかも。
◆富士山見るなら「富士川サービスエリア」(静岡県)
-上りは室内(道の駅)から眺められる
東名高速道路 富士川サービスエリア(EXPASA富士川)の上りには、
敷地内に「道の駅 富士川楽座」がありまして、
ここの3階のタリーズコーヒー、4階の展望フロアから富士山がとてもよく見えます。
3階がサービスエリアの1階にあたります。
引用元:https://sapa.c-nexco.co.jp/sapa?sapainfoid=33
この地図の、右端のグレーの長方形が、道の駅の建物。
同じ敷地にあって自由に行き来できるのに情報サイトは全く別っていうのが、なんとも使いにくいですね。
-下りは外から。日の出を見るのがおすすめ
東名高速道路 富士川サービスエリア、下りには
富士山がきれいに見えるビュースポットとスターバックスがありまして、暗いうちにここに着いて日の出を見る、ということをよくしていました。
2011年
2012年
2013年
同じようでいて違う富士山のすがた。
雲があるほうがなんだか、かっこいいですね。
そしてこういうところで撮ると、「ちゃんとしたカメラで撮りたい!望遠レンズ欲しい!」ってなるんですよね。
スターバックスは午前7時にオープン。ここからでもきれいに見えます。
◆「海老名サービスエリア(神奈川県)」はいつも大混雑
東名高速道路 EXPASA海老名(上り)は
東京が近いせいか、私たちが立ち寄る時間帯のせいか、いつも大混雑。
店舗も多くて見ごたえはありますが、「ご当地色」はちょっと少ないような。
ゆっくりのんびり楽しむというより、その日の夕飯やお土産を探すという目的の人が多いのかな?
◆「仮谷ハイウェイオアシス(愛知県)」の充実っぷりはすごい。特にデラックストイレは必見かもです
伊勢湾岸自動車道の上り・下り、下道からもアクセスできる「仮谷ハイウェイオアシス」は
天然温泉まである超充実スポットで、ここの名物といえばデラックストイレ。
何故ここまでする必要が?と思いますが、たしかに一度利用してみる価値はあるかも。
◆「EXPASA御在所(三重県)」の機能的で広いトイレに癒される
東名阪自動車道 EXPASA御在所(上り)は、自宅を出て高速に乗り、まず立ち寄るサービスエリア。
ここのお手洗いは(女子しか知りませんが)とても広くて空きがわかりやすい表示があり、機能的で新しくてきれいで非常に快適です。更衣室もあります。キッズトイレもあります。
ずっと快適な場所であってほしい、キレイに使わなくては…という気持ちになります。
サービスエリアで一番大事なのはやっぱりお手洗いかもしれません。ここが快適だと気持ちも上がります。長距離移動のはじまりにウンザリしかけているこどもが、ここのトイレに行くと表情が変わります。
ほか、
「赤福」の直営店があってイートインができたり、2個から買えたり、
三重県の人気観光ファーム「モクモク手づくりファーム」のショップがあったり、
東海エリアのかわいい雑貨、かわいいお菓子が集まる「メイドイントーカイ」が楽しかったり、
なかなか充実しています。おすすめです。
◆「熨斗書き、進物包装」は求めてはいけない
びっくりするぐらい充実していて、便利で楽しい最近のサービスエリア。
一度、帰省土産の数が足りないことに気付いたとき
「サービスエリアのお土産いっぱいあるし、そこで買い足せばいいか」
と思ったことがあったんですね。
大きなサービスエリアのお土産売場で、箱入りの「ゆかり」を買ったんですが、
熨斗書きや包装はできませんでした。
できるかなーと思ったんですが。
そこまでは無理か…
対応してくれるところもあるかもしれませんが、きっと多くはないでしょう。
サービスエリアは年々進化していますが、帰省土産は出発前に準備するのが大事です^^;
◆NEXCO中日本のドライバーズサイトがSA検索に便利
今回の記事を書いていて初めて見たのですが、NEXCO中日本のドライバーズサイトのSA検索がとても便利でした。
特に「地図から探す」はジャンクション、インターチェンジとの位置関係もわかりやすく、長距離移動の前はこのページでリサーチしておくと便利かもしれません。
引用元:https://sapa.c-nexco.co.jp/search/map
表示には上りか下りを指定しないといけないのですが…
引用元:https://sapa.c-nexco.co.jp/sapa?sapainfoid=3
すぐ切り替えられるように工夫されています。使いやすい!
◆関連記事
kaedenote.hatenadiary.jp
kaedenote.hatenadiary.jp
・
・
・
★「楽天ROOM」やってます。
このブログで紹介したもの、愛用しているもの、これから欲しいもの、を並べてあります。よろしければぜひ。
★はてなブロググループ「暮らしと、子育て」に参加しています。
★「にほんブログ村」に参加しています。