◆辞典が、私の知っている辞典ではなくなっていた
こどもが、私が大昔に使っていたコンパクトタイプの英和/和英辞典を見て一目惚れ。コンパクトさ、紙の薄さ、字の小ささなどがツボなんだそう。
こちらは通常サイズの英和辞典。こどもが心を奪われたのはこれではないほうですね。私としてはこちらほうが役にたつのではと思っていたのだけれど、一緒に手渡したコンパクト版のほうに目が釘付け^^;
この記事に載せようとそちらの辞書の写真を撮ろうと思ったら、勉強部屋にない。
どうやら学校に持っていった様子です。
正直、コンパクトな英和/和英は持ち運びはしやすい一方、中学生には使いづらいと思うけれどな。
書店で辞典をいろいろ見てみたいというので大型書店に行ってきました。
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行ってみると辞典売場がなかなか見つからず(大人用と学生用で売場が違うと後で知ることに)、うろうろしてようやく小中学生用の辞典が並ぶ棚を見つけて…そこで英語の辞典を見てびっくり!!!
こんな!こんなことになっていたのか!
外箱も、表紙もそれぞれ凝っているのです。
◆どの出版社からも「通常版」と「かわいい版」が出ている(中身はおなじ)
内容は通常版と同じです。表紙とケースのデザインが違う。
…って、通常版も今やかなり洗練されているのですが↓
はーびっくり。時代ですね。
こどもが小学生のときに見た国語辞典、こちらの外箱もかわいいデザインだったので、へぇーと思っていたのですが、
中高生向きはその上をいっていました。辞典も見た目が大事なのですね。
わーわーいいながら見ていたら、書店の方が来てくださり、いろいろと教えてくれました。
- 中学生向きは掲載語句が少ない。長く使えないかも
- 手持ちの辞典と出版社を揃えると、書体などが似ていて違和感なく見られる場合がある
- 友達(クラスメイト)と同じ辞典だと内容が共有しやすい、ゆえに多く使われているものを選ぶのもアリ
- デザインでいうとクマさんが圧倒的人気
- 大人向け辞典は別売場となります
人気という初級クラウン「シロクマ版」。たしかにかわいい。
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こどもが見たがったコンパクト版の和英/英和辞典は大人の辞典売場にありました。そしてここでも「映え辞典」にびっくり。
◆たしかに「見た目」が決め手になる場合はある。中身が同じならなおさら。
出版社に特にこだわりがなければ、たしかに表紙のデザインが決め手になる、って大いにありそうです。
個人的にはピーターラビットに惹かれました←ほらね、こんなふうに
しかし我が子はとにかくシンプルなもの好きで、デザイン辞書には見向きもしません。
定番のものの中で、色や書体が好みなものを探している様子。
こういうのがいいそうで…、とりあえずこの日はリサーチということで、現状を把握して帰宅。
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電子辞書、web辞典と、デジタルのものが浸透しつつあるいま、紙の辞典って必要なんでしょうかね?
アマゾンのレビューを見ていると、
- 紙のほうが頭に入る
- その単語だけでなく、前後の単語も合わせて見るべきだからデジタルではなく紙
- 辞書を「読む」から絶対紙
みたいな意見がありましたが、留学経験のある姪は
- 紙の辞書なんてほとんど開けなかったよ!web辞書のほうがおすすめだよ! 最近のは関連用語とか重要度も出てきたりして便利だよ!
とのこと。
これはもう、どっちがいいとかよくないではなくて、その使い手にどちらが合っているか、と考えるべきですかねぇ。。
とはいえ、1冊は紙の辞書を置いておくべきかな?
そうしたら、うちの子にはどれがいいんだろうな?
(振り出しに戻る)
◆声をかけてくださった書店員さんに感謝
ところで今回、記憶にある中では人生でほとんどはじめて、書店員さんのほうから声をかけていただいたのですが、とても助かりました(驚いたけれど)。
本を選んでいるときに声をかけられるのはちょっと迷惑な気もしますが、辞典選びで困っているときに声をかけてもらい、プロの視点でいろんな選び方を教えてもらえたのですごく有り難かったです。
ネットで自宅から買える時代だからこそ、現場のプロフェッショナルな意見を直に聞けるというのはすごく価値があるなぁと思いました。
こういう経験をたくさんしたら、御礼にこの書店で買うよ!っていう気持ちにもなります。
どの辞典を買うか決めたら、この本屋さんに買いにこよう!
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