消費税が増税されました。
いきなりレシートがややこしいです^^;
9月中旬頃、偶然たどりついたブログ記事でこんな記述を見かけました。
「増税されても2020年6月末まではポイント還元がある。
この期間中、多くのクレジットカードでは1ヶ月につき30万円までの対象店舗での買い物が還元対象になる。
計算すると5%の場合15,000円の還元に。だから、1カードにつき30万円/月までは、お得に買える」
へーなるほど!
じゃあこれを利用すれば来年の6月までは増税分が戻ってくるってことかー
うまく使えば、これ、かなりお得なのでは??
…みたいに思って元気いっぱい調べていたんですけど、わたし、ものすごい勘違いをしていることに途中で気付きました。
この記事では、その勘違いをしていた部分の確認と、この複雑な仕組みをうまく利用するためのアイデアみたいなものをまとめてみました。
- ◆キャッシュレス決済ポイント還元について、私の大きな勘違い
- ◆無理のない範囲でキャッシュレスを導入して、結果還元が受けられるとしたら
- ◆しかし、「キャッシュレス還元事業」、もんのすごく複雑。
- ◆現金が非効率で、キャッシュレスは効率的、ってほんと?
- ◆売る側買う側、どちらもまだまだキャッシュレスにドキドキしている
◆キャッシュレス決済ポイント還元について、私の大きな勘違い
-勘違いその1:還元は「対象店舗での買い物」に限る。対象店舗は(10/1時点で)それほど多くないかもしれない
- 対象店舗は中・小規模事業者(5%還元)とフランチャイズ店(2%還元)のみ
- 増税スタート直後の10/1現在で、対象となる店舗のうちの1/4程度しか手続きをすませていない(複数のニュースソースによる)
- 来年4月末まで申請を受け付けている=対象店舗が増えていくそう(政府の公式サイトによる)だが、手続きが煩雑で時間がかかるらしい(街頭インタビューを受けていた個人店主さんによる)し、消費者側がその情報を追うのは難しい。
-勘違いその2:全てのキャッシュレス決済が全ての対象店舗で使えるわけではない
クレジットカード、QRコード、電子マネー等々キャッシュレス決済はものすごくたくさんありますが、「その店舗が申請した決済方法しか使用できない」という事実。
公式サイトによると、お店が複数のキャッシュレス決済を契約しようとすると、一括で手続きができるわけではなく「ひとつずつ」手続きをしないといけないんですって。
これは、小さな商店はやってられないのではないでしょうか。。。お疲れ様でございます。
詳しくは公式サイト(キャッシュレス・ポイント還元事業(キャッシュレス・消費者還元事業)) をどうぞ。
つまり、当初私が思い込んだ
「とにかく買い物を何らかのキャッシュレスで済ませれば、実質割引やらポイント還元やらで2〜5%戻ってくる」
という考え方は、大間違いだったわけです。
お恥ずかしい。
そうですよねそんなことしてたら、税収増えませんよね^^;
というわけで、ポイント還元についてのリサーチはここで終了とすることにしました。
複雑すぎてわかりにくく、リサーチにかける時間と戻ってくる還元額が見合わないような気がして…
使えたらラッキー程度に留めておこうと思います。
◆無理のない範囲でキャッシュレスを導入して、結果還元が受けられるとしたら
では、今までと変わらない普通の生活のなかに、少しだけキャッシュレスを意識して、その結果還元が受けられるとしたらどういう使いかたがいいんでしょう?
思いついたものと、「自分ならどうするかな」を考えてみました。
-毎日の生活に「コンビニでの買い物」がある場合
通勤・通学途中、ほぼ毎日同じコンビニに寄り、買い物をするのなら、そこで使えるキャッシュレス決済を使うと2%還元。ほぼ毎日の利用するなら、少額でも積もり積もって還元も大きくなりますよね。
私はコンビニをほとんど利用しないので、これについては利用しないかな。
-いつも行く美容室が対象店舗の場合
1〜2ヶ月に一度通う美容室。カラーリングやパーマをお願いしたら1万円超える場合もありますよね。いつもの美容室が導入しているならこれは使うべきかな。
でも「5%還元やってる美容室に変える」なんてことはしないです。今のサロンがお気に入りなので。プライスレスな価値がありますから。
-いつものスーパーが対象店舗の場合
冷蔵庫がわりになっているような、メインのスーパーが対象店舗ならもう迷わず使いますね。どうなんだろう、最近のスーパーってほとんど「大規模事業者」なのかな。。。
我が家のメインスーパーは対象外のようです。これまで現金のみだったのが、夏にクレジットカードが使えるようになり、「もしや!」と思っていたのですが残念ながら還元対象店ではないようです。
これも「じゃあ対象のスーパーを探そう」とは思いません。近くて安くて使い慣れていて、今のスーパーはプライスレスな存在です。
-駅前の大型商業施設に意外と対象店がある
ターミナル駅前の商業ビルというと大企業なイメージですが、そこに入るテナントには中小事業者が多いようです。だから、よく利用するお店が対象店だ、ということが意外とありそう。
で、たとえばその商業ビルがJR系の企業のものであったら、JR系(交通系)カードが還元対象の決済は使えるようです(政府公式サイトで検索してみてください)。
対象のカード(決済)を既に持っていればラッキーだし、冬の高額な衣料品などをそのテナントで買う予定があるなら、これを機に利用しはじめるというのもアリかもしれません。
-もし、「大型家電」を購入する機会があるなら、
エアコン、冷蔵庫、洗濯機などなど、高額な家電を購入するタイミングが合えば「近所の対象店舗」で「そこで使える決済方法で」買うのはいいかなと思います。
単価が高ければ2%でも5%でも、それなりの還元額になります。このお買い物を「近所の対象店舗」つまり、家の近くの中小規模の電気店とのお付き合いをはじめるきっかけにするという考え方です。
電気に関する相談事ってけっこうありません?
相談するところがなくて「ま、いっか」となることが我が家では時々ありまして、そのたびに「電話したら来てくれる電気屋さんがあればいいのに」と思います。
遠くに住む義母にはそういう御用達の電気店があるようです。家電の新調や電気器具の取替などで長くとてもお世話になっているとのこと。
年をとってフットワークが重くなればなるほど、そういうお付き合いが必要になるなぁと思う今日このごろなんです。今回の制度は「いいきっかけ」になるかもしれませんよね。
個人的には期間中に、この使いかたができたらいいなぁと思っています。
-楽天市場での買い物、5%還元の機会が多そう
楽天市場内には対象となる「中小事業者」が運営する店舗がかなり多そうです。
ということは、5%還元の機会が多いということ。
楽天市場では、これまで振込などで支払われていたかたも、これを機にキャッシュレスにするのがよさそうですね。
更に「楽天カード」を使うと独自ポイントの上乗せがあるそうです。
ヘビーユーザーは既にお持ちだと思いますが、お持ちでない場合はこの機会に作ってもいいのではないでしょうか。
対象店舗・商品の検索もとてもしやすそうですよ。こちらのページをどうぞ。
-給油はほぼ全てが2%還元の対象になるよう
ガソリンスタンドでの給油は、ほとんど全てが2%還元の対象となるようです。
石油元売り3社が、10月の消費増税に伴い政府が導入するポイント還元策に踏み切る。国内最大手のJXTGエネルギーは7日、政府の支援対象外の給油所も含め、すべての系列給油所で実施すると発表した。出光興産とコスモエネルギーホールディングスも追随する。ポイント還元に伴う負担額は3社合計で100億円以上と産業界で最も大きい。横並びのポイント還元は、価格競争による消耗戦を回避するための苦肉の策だ。
引用元はこちら。
記事によると、給油所には中小企業扱いのところと大企業扱いのところがあるようですが、諸条件(自社クレジットカードを使うなど)のもとですべての給油所で同じ条件の還元が受けられることになっているそう。あーややこしい。
よく使う給油所で使える決済方法を持っておくといいということになりますね。
給油、皆さんはどれくらいするんでしょうか?
車の使用頻度によってかなり違うと思いますが、我が家は夫の仕事柄かなり多いのです。
「カード会員」だと少しお得なので、日頃からクレジットカードを使っています。このまま変わらず使っておけば、給油に関して2020年6月末まで、放置していても2%還元されるということになります。
灯油も対象。冬場の暖房に灯油を使っているなら、これは嬉しいですよね。
給油の量にもよりますが、現金払いで利用されている方は、カード払いに変更する価値がありそうです。
・コスモステーションなら コスモ・ザ・カード・オーパス などコスモカード
・ENEOSサービスステーションなら ENEOSカード
・出光/昭和シェル石油なら 出光クレジット「The Gold」・シェルPontaクレジットカード などなど
どれにするか?は「よく使うガソリンスタンドはどこか」で決めるがいいと思います。
我が家の最寄りの給油所は「コスモステーション」。なのでコスモカードです。
コスモ・ザ・カード・オーパスというイオンカード系のコスモカード(ややこしい…)を使っているので、イオンモールなどでの買い物でもお得に使えるのですが、我が家はこのカードを給油時のみに限定して使っています。
そうすることで明細が見やすくなり、後払いクレジットの使い過ぎを防げるのではないかという我が家独自の工夫です。クレジットカードはつい、使いすぎますからね。。。
◆しかし、「キャッシュレス還元事業」、もんのすごく複雑。
調べれば調べるほど沼のようで、これ、みんな理解できるんだろうか?と思ってしまうキャッシュレス還元。
いったい、どっちを向いた施策なんでしょうね^^;
これで日本のキャッシュレス利用率は、上がるんでしょうか?
私は冒頭のような勘違いをしていた時に「WAONカード」を作りました^^;
これを機会に電子マネーの使いかたに慣れようとは思っているのですが、どうなることやら。
WAONカードは電子マネーですが、クレジットカードと一体になったものもあります。
もう、わけがわからなくなりますね^^;
◆現金が非効率で、キャッシュレスは効率的、ってほんと?
時々、
時間をかけて小銭を出すのに時間かけている客が前にいると、並んでいてイライラする。時間の無駄。
なんていうつぶやきを見たりするんですけどね、経験から、じゃあキャッシュレスだとイライラすることはないの?って思います。たとえばー
- カードの磁気エラーで精算できない
- 通信トラブルで精算できない
- スマホの決済画面がなぜだか表示されない
- 残高不足で進めない
- お店の方の操作が不慣れで時間がかかる
- 品切れ、返品などの返金処理に時間がかかる
みたいなトラブルはけっこう見聞きします。
「小銭を出すのにかける時間」以上に時間がかかる場合だってあります。
どちらにしたって「不測の事態」はあるわけですから、おおらかな気持ちで受け止めたいものですよね。
何と言ってもいま現在、キャッシュレス決済はものすごくたくさんあって、店舗によって使えるものが大きく違う!
カードと電子マネーとQR決済、ひとつずつ持っていたらどこでも使えるというわけではないんですよね…それが様子見状態から抜け出せない、大きな理由。
もう少し淘汰されないと、使いにくいなぁ、と個人的は思います。
現金は、いつでもどこでも、システムエラーが起きたって、使えますからね。
◆売る側買う側、どちらもまだまだキャッシュレスにドキドキしている
それに、WAONカードを使っていて思うのは、「キャッシュレスのお店側の不慣れ」もすごく多いということ。
これはもしかしたら、地域差も大きいかもしれませんね。
使えます、と書いてあるから「WAONカードで払いたいんですけど」というと、
「はい、…えっと…」
と伝わってくるものすごい戸惑い。
客のこちらが申し訳なくなってしまうくらいです。
現金のやりとりのほうが、どちらも安心で簡潔。
「使えます」というお店は増えているけれど、実際使っている人は少なくて、だからお店側も慣れていなくて、結局
まだまだ日本は現金社会だ、
と思いました。
すこーしずつ、キャッシュレスな世の中に移行しつつはあるのでしょうが、強引にやっても定着しないですよね。
というわけで私は
- キャッシュレス決済&ポイント還元は「使えたらラッキー」と思う
- これを機に作ってしまったWAONカード(電子マネー)に慣れる
というかんじで、焦らず、ゆっくり、マイペースで、
この先の社会についていきたいと思います!
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