◆2018年4月スタートの朝ドラ。主題歌がまさかの星野源
2日前の朝のことです。
確定申告のことで頭がいっぱい、あぁ今日で終わるかなぁ…終わらせたいなぁ…とか思いながら目覚めてiPhone持ってツイッター開いたら飛び込んできたニュース。
えぇぇええええ!
いやぁ〜
星野源、朝ドラの主題歌まで歌っちゃいますか!
朝ドラから1日が始まる私としては、たいへん嬉しいことです。まったく想像していなかったけれど、すごく嬉しいです。
正直なところ、次の朝ドラにはあまりワクワクしていませんでした。なんでかなー、時代設定? 実在の人物がモデルじゃないからわかりにくい? 出演者? 制作陣?
何故なのかはわからないけれど、ここ数年の朝ドラの中では最も興味が持てない次回作品だったのですよね。3日前まで。
まぁ、興味があろうとなかろうと最後まで見続けるのでかまわないのですが。
それがここにきてこれ!
星野源の楽曲を投入されては、もう、いろいろと高まってしまうわけで。
やるなぁ、NHK。
このあとメインビジュアルのADが森本千絵さんという話も入ってきて(私はこの方の作品が大好きです)、
なんだこれは、私を振り向かせるためのセレクトなのか?
…と思ってしまうほど。
というわけで、次回の朝ドラ「半分、青い。」とっても楽しみです!
◆「星野源」を見聞きするたびに葛藤すること
星野源の存在をしっかり認識し、しっかり楽曲を聴くようになったのは「逃げ恥」ブームがきっかけなのでファンとしてはかなりの新人です。
よろしくお願いいたします。
なんと、朝ドラ「ゲゲゲの女房」にも出ていたというではないですか…全然記憶にない!
その程度だったのですが、我が家の小学生が「逃げ恥のヒラマサさん」と「恋」にものすごくハマったことで一緒に聴くようになり、世界観を知るようになり、今では私の目覚ましアラームは「時よ」でございます。
星野源 - 時よ 【MUSIC VIDEO & Album Trailer】
我が子はカラオケに行って「地獄でなぜ悪い」を歌います。何故か。
そしてwikiで検索したり、著書を読んだりして知ったのです。
彼が大病をして2度手術をしていること。
そしてそれが、私の近い身内が倒れた病気と似ていること。
全く同じではないし、私の身内は軽症だったので手術もしていないのですが、とても近い病気です。
だからどうしても「星野源」を見聞きすると、星野源=病気をした私の身内 になってしまい、当時のことを思い出してしまいます。
彼には迷惑な話かもしれませんね。
病気と繋げないで、自分の作品を楽しんで欲しいと思うだろうなぁ、きっと。
だけど、できないんですよねぇ。
だから、本当に余計なお世話なんだけど、メディアへの露出が高まると
「ちょっと仕事しすぎなんじゃないの?」
って思う。
ラジオを聴いていて体調が悪いと知ると
「休みなさいってば」
体調不良で歌番組を休んだと知ると
「そうよ休むべきよ。最近働きすぎよ。これでいいのよ。(だけど休まないとだめなくらいってどれくらい悪いのかな…再発じゃなければいいけど…)」
そんなかんじで。
「えっ、あなたついこないだドラえもんの主題歌と挿入歌やってたやん。次は朝ドラ? ちょっと仕事しすぎちゃう? やりすぎちゃう? 休まないとあかんって。曲作るのって時間かかるでしょ? 深夜ラジオやって? ドラマの収録して? いつ曲作ってたん? 寝てないんと違う? 血圧測ってる? お薬飲んでる? ちゃんと病院で定期検診してる? 無理したら疲れがたまっていって、いつかバランスが崩れるんよ。身体はひとつしかないんやよ? 変わりはおらんのよ」
本当に一方的にスミマセンってかんじですが、私の脳内、こういう思いが駆け巡ります。
◆星野源の活躍は、すごく嬉しい、と同時にほんの少しつらい
仕事をするということは、モノを創り出すという仕事は特に「そういうこと」。
そういうことというのは、自分に負荷をかけて多少無理をしてでもやらないといけない、そこまで追い込まないとできないことだってある、ということ。
だから「静かに見守りたいけど心配で心配で仕方ない」。
大病をした人、そしてその身近にいる人は、そんな葛藤を抱えることになるのです。
私も「その身近にいる人」になって、はじめて実感することになりました。
だからどうか、星野源さんにおかれましては、
大きな仕事はちょっと間隔を開けて取り組んで欲しいと思うわけです。
いえ、勝手なつぶやきです。大きなお世話で本当にごめんなさい。
忘れられないメロディを、歌詞を、いつもありがとうございます。
おしまい。
おつきあい、ありがとうございました!
私には欠かせないデータベースのリンクと、今回の記事とは無関係な写真で締めたいと思います。