◆年末の天皇誕生日のおことばが忘れられない。
年末のバッタバタな日々のなかで聞いたり読んだりした、天皇陛下の誕生日のおことば。
個人的にものすごく印象に残ったのは、後半に出てきた「旅」という言葉でした。
人生という旅、もうすぐ終わる天皇としての旅。
旅に同伴してくれた皇后陛下への感謝の気持ちもそこには添えられていました。陛下の震えた声で語られたそれは、ぐっときました。
人生を旅にたとえる表現は珍しいものではないけれど、今回のお言葉の中の「人生という旅」という表現は、これまでに聞いたり読んだりしたものの中で一番、私の心の奥底まで届いたような気がします。
この私の、時に冴えないとおもったり、やなことばかりだと思ったり、しんどかったりいらいらしたり、もーなんでこうなの? みたいに思ったりしているそんな時間も「私の人生の旅のワンシーン」なのだなぁ…。
そんなふうに考えると、もう少し旅で出会ういろいろなことを、前向きに受け止めていったほうがいいのではないか?とか思い直せるから、不思議です。
◆よく考えたら、「旅」の経験があまりない
「旅行」はあるんですよ、短い旅行。目的を決め、そのために急いで行って帰る旅行。または、添乗員さんが付いて、誰かが行程の手配をしてくれて、トラブルなく往復できるようがっしりサポートしてくれるような旅行。
人生もこの「旅行」のように、滞りなくすーっと流れていくものだと(そうでないといけないと)、どこかで思っているふしがあることに気付かされた、天皇陛下のおことばでした。
◆本年もどうぞよろしくお願いいたします。
「人生は旅」
これを強く意識することが、今後の自分のテーマのような気がします。
平成最後の年、新しい時代の最初の年。
この1年を、どんな旅にするかは自分しだい。
とぉーくに富士山。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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