◆魚沼産コシヒカリ。いいものをいただくと、より美味しく食べるために工夫しようと思うものですね
先日、知人から魚沼産コシヒカリと
こだわり製法のお塩をいただきました。
普段は「COOPの無洗米」の我が家。
値の張るブランド米をいただくと、なんだか盛り上がります。この逸品をより美味しく食べるにはどうすればいいんだろう?ちょっと調べてみようかな?なんて思ったり。
今回は一緒にお塩をいただいたうえ、「具無し塩むすび」の説明まで添えられていたので実践してみることにしました。
「塩分の強すぎない塩おにぎりの作り方」
50ccの水に10グラムの塩を混ぜた「水塩」を作り、
スプレーボトルに入れる。
それを手に1プッシュし、
お茶碗一杯のごはんをおにぎりにする
土鍋で炊いた炊きたてご飯を、説明のとおりの「塩おにぎり」にして…
いただきました。
気分のものかもしれませんが、すごく美味しかった!
◆「素手でおにぎり」はもう完全に非常識なのか
今回は洗った手にこの「水塩」を付けて、素手で握ったのですが、最近は「素手でにぎるおにぎりは危険」というような話をあちこちで見聞きします。
確かに「素手で握るおにぎり」の衛生上の問題は、なるほどよくわかります。
でもたぶん、私の親世代の女性たちの多くは、今でも当たり前のように素手で握るのではないかなぁ。親戚が大勢で集まっておにぎりでも作るか、となった時、おばちゃん達はガンガン素手で握っていました。
一方、私と同世代の保健士をしている知人によると
「寿司職人さんなどならともかく、素人レベルの衛生管理しかしていないキッチンで、素手で握るおにぎりはもうよくない」
とのこと。職業柄いろんなケースを見てきているのでしょう。
生活環境は皆それぞれ違いますから、「素手で握るおにぎり」についても思うところは本当にそれぞれでしょうね。
前出のおばさんたちなどは「大丈夫よーずっとこれでやってきたんだから」と思うでしょうし、でも、そのおばさんの孫世代になると「ラップにぎり」に接することのほうが圧倒的に多くて、「素手で触ってるよ、ヤバくない?」と感じるのかも。
いま、スーパーや百貨店の食品売り場では手袋着用が当たり前。
そういえばオープンキッチンで調理している人はマスクも必須です。
それを当たり前に見て育っていればそれが当然と思うでしょうし、それよりも親や祖父母がちょいちょいと素手でにぎる様子を多く見て育っていれば、手袋に違和感を感じるかもしれません。
難しい時代です。
◆そんな私の「おにぎり観」は今現在こんなかんじで落ち着いています
- 自分や家族が「すぐ」食べるおにぎりは素手で塩水。素手で握りやすい大きさ、つまり大きめが出来上がる。
- すぐ食べない(お弁当、のこりのご飯をおにぎりにしておくなど)場合はラップに包んで握る。3〜4年くらい前からなんとなーく…
- こどものお弁当用のおにぎりはラップに包んで握る。サイズが小さく、手で握るよりラップで茶巾絞り風にしたほうが効率的。
- 買うおにぎりは「素手で握っていないもの」であってほしい。…これはいまもう常識なんでしょうかね? 百貨店やスーパーの総菜売り場などはそうでしょうが、たとえば、道の駅などにお弁当として売っているおにぎりセットなど。「衛生面に配慮して素手は厳禁」みたいなルールがあるのかな。
こどもは給食があるので、お弁当を作るのは遠足など年に数回だけ。にぎらないでご飯を詰めるだけにしたいのですが、本人が「食べやすいから」という希望でおにぎりに…。
「巻く」こともけっこうあります。慣れたら「小さなおにぎり」よりこっちのほうが楽だったりします。
この本、すごく重宝しています。「自家製すし酢」もここにあるレシピで作っています。
寿司飯じゃなくても巻いちゃいます。
◆で、ラップでにぎる「おにぎり」に、適度な塩分を加えるには?
「おにぎりにはやっぱり塩分が欲しい。ラップのおにぎりに塩分を加えるにはどうするのがいいの?」
というのが目下解決したい疑問。
魚沼産コシヒカリ塩むすびを食べながら、家族でいろいろ話しました。
素手で握るなら、手に塩水を付ければいいですよね。
では、ラップや、手袋でにぎる場合は?
「手袋なら、ふつうに手袋の上からつければいいんじゃないの?」と夫。
そうか…感覚が違うだけで、ちゃんとできるのかな。じゃあラップの場合は?
「ラップにぱっぱっと塩水を散らす」
「まんべんなく付くかぁ?」
「はけで塗る」
「うーん」
「おにぎりを握ってから、スプレーする」
「うーーーん」
「ごはんに混ぜ込む」
「ううーーん…」
ちなみに、前出の保健士の案は「にぎったおにぎりに塩をふりかける」でしたが、夫は「それでは塩の付いたところと付いていないところができる」と反対。
…そんなこんなで、私はラップにぎりを作るときは、ゆかりやシャケフレークを混ぜ込んでいるのですが。
「ラップで握る塩むすびのつくりかた」
すごく知りたいです!
◆「本館」で新しい記事を公開しました。
2019年の手帳のお話です。
ご興味があればぜひぜひ。