◆トイレタンク内の水漏れ。直してくれた作業スタッフの方に指摘されたこと
こちらの記事の出来事から約1年後↓
こんどはトイレのタンクから怪しげな音がすることに気付きました。
キッチンが使えなくなるよりも、トイレが使えなくなるほうがより深刻です。
このときは迷わず、取扱説明書にある「修理受付センター」に電話。近所のサービス代行店の方が様子を見にきてくれました。
結果、タンク内での水漏れということで、部品を交換して解決。費用は部品代+技術料+訪問料金で1万円ちょっと。けっこうしますね、、、というのが実感。
まあでもよかった。どうもありがとうございます!とお支払い等々していた時のこと。作業してくださった方が「あのね」と切り出しました。
「これ、使っちゃダメです」
えっ!?
◆普通に売られているものを、普通に使っていいと思ってはいけないらしい
何を使ってはダメと言われたかというとですね。
芳香消臭剤です。
商品名でいうとセ○ンとか、ブ○ーレ○ト置くだけ、とかいうものです。
タンクの上の手洗い器の、水がタンクへと落ちる排水効部分にはめるタイプの、よく見かけるタイプのものです。
えっ…なぜダメなんでしょうか…
「タンクの中の水に薬剤が入ると、部品が傷むんですよねー 今回のトラブルは経年劣化かもしれないですけど薬剤が入ったことで早く劣化したおそれがありますよ」
しかも
「このタンク、プラスチックなのでね。最悪薬剤の影響でタンク本体から水漏れを起こすこともありますから」
えっ!そうなんですか!?
「取扱説明書に書いてありますけどね。まぁ皆さん読まないですよね」
ドラッグストアでフツーに売ってるのに使っちゃいけないなんて…
でも、消臭剤のほうには「トイレの機器を傷めない」って書いてありますよ?
「うーん、陶器のタンクだったら大丈夫だと思いますけどねぇ…ほら、ここ、プラスチックがひび割れているでしょう?」
ここ、というのは、手洗い器の排水口のところです。芳香消臭剤をがちっとセットしていたところ。ほんとだ、冬のカサカサのカカトみたいな(例えがちょっとアレですが)亀裂が広がっています…
知らなかった…
「あれだったらいいです。便器内のこの、水の流れる部分にスタンプするやつあるでしょう、あれなら大丈夫です。この部分は陶器だから」
以前はトイレ用洗剤といえば、イメージはコレじゃないですか?
今は使っているところは少ないのかな…いやいやいや、古い建物のお手洗いならぜったいまだまだ現役のはず。
でも、我が家のトイレのトリセツには、やさしい洗剤の代名詞、中性洗剤でと書いてある!
使用しないほうがいい洗剤も、書いてある!
◆最新の住宅設備のお手入れ品、「実家で使ってた」基準はキケンです!
そう、トイレに限らずですが、住宅設備の進化に合わせてお手入れ用品も更新させなければならないのです。
洗剤を買いに行って「あこれ実家で使ってたやつ(だから間違いない)」と手にするのはキケンです!
親がよかれと思って買ってきてくれた「実家で使ってたトイレの洗剤」なんていうのがあったら、懐かしいけど使うまえに要チェックですよ!
◆修理してくださった方が教えてくれた、トドメのようなおまけの話
「あとね、ウォシュレットって電化製品なんですよね。10年ぐらいで取り替えてもらうか、使用をやめてもらわないと何かあったときにキケンなんですよね、水のあるところで使う電化製品ですからね。こちらのおトイレは一体型ですから、ウォシュレットを交換するということはトイレをまるごと全部交換するということになりますね。ウォシュレットの劣化を考えると次は一体型ではない商品にされたほうが、いいかもしれませんね」
ひえー!*1
◆トイレのお手入れについてのまとめ
- 本体の取扱説明書をよく読む
- お手入れ用品の取扱説明書もよく読む(でも本体に書いてあることを優先すべきのよう)
- トイレも洗剤もそれぞれ進化している。以前使っていたから大丈夫、ではない
- ウォシュレットは電化製品 10年をめどに買い替え要検討
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*1:一体型か否かについては経験者から違う意見も聞いたけれど、それはまた別の話