ちょうどよくて、ちょっといい日々。

主婦/母親の管轄って果てしなく広範囲ですよねぇ。。。「カエデノオト」の別館です。

視力矯正法「オルソケラトロジー」、小学生の利用が増えるかも?


◆メガネもコンタクトもなくてもよく見える。新しい視力の矯正法

先日、こんな記事を見つけました。

yomidr.yomiuri.co.jp

日本コンタクトレンズ学会が視力矯正法オルソケラトロジー」の指針を変更し、条件付きで未成年の使用が認められた、という話題。
変更されたのは「日本コンタクトレンズ学会の指針」であって、これまでも使用している未成年はけっこういるようです。

私がこの「オルソケラトロジー」というオーケストラみたいな名前の視力矯正法を知ったは、2017年の夏のこと。母子揃って仲良くしてもらっている友達の、お母さんからの情報でした。

  • 「オルソケラトロジー」、略称「オルソ」
  • アメリカ生まれ。50年ほどの歴史がある
  • 寝るときに専用のコンタクトレンズを装着する
  • 寝ている間にそのレンズが角膜の厚みを調整する
  • 角膜が調整されることで、視力が改善する
  • 但し、寝るときの装着を忘れると次第に元に戻ってしまう。つまり「一時的な矯正」である
  • 保険はきかない(歯列矯正と同様の扱い)。それなりの金額がかかる。10〜20万円ぐらいが相場かな

そのお母さんは2011年頃にオルソについて知り、はじめは自分がやりたいと思って医療機関を探したところ、遠方にしか見つけられなかったそう。
数年たって娘ちゃんの視力が低下しはじめたときに思い出し、再度調べてみたところ、通えるところに適当な医療機関が見つかり、小学校中学年の娘ちゃんがチャレンジすることになったとのこと。

へええええーと素直に思いました。本当に世の中の進歩とはすごいですな。

◆実際に行っている小学生ちゃんへのヒヤリングによると

毎晩そのコンタクトを付けて就寝しているという娘ちゃん本人からヒヤリングしたところ、

  • オルソをはじめて、よく見えるようになった
  • レンズの装着はすぐ慣れた。異物感はないししんどくもない。見え方は少し変わるけど「寝てしまうから別に大丈夫」
  • 一晩装着を忘れる程度なら視力は維持されている
  • でも、旅行などで数日付けなかったところ、だんだん見えなくなった
  • 自分の「ほんとうの視力」がわかんなくなっちゃった

私がこの話を聞いた2017年夏の時点では、未成年はNG(日本コンタクトレンズ学会の指針)。しかし当時既に行っていた未成年and医療機関はそれなりにあるようで、、、

「オルソケラトロジーは完全に悪くなりきった大人よりも、まだ進行途中の可能性が近いこどもがやったほうが有効ではないかと思ったのよねー」

と、先のお母さん。そう考えて娘ちゃんへの治療をはじめたそう。なるほどたしかにそうかもしれません。

◆もし、私が十代の頃にあったらすごくやりたかった「オルソ」!

私自身、小学2年生からメガネをかけていましたが、

  • 鼻と耳が痛くてイヤ
  • ずってくるかんじがイヤ
  • メガネをかけている自分の顔がイヤ

…とイヤなことばかりで、高校生でコンタクトにするまでは授業中以外はずっとはずしていました。
遠くから友達が手を振ってくれても、わかんない(笑)。
感覚で動いていたようなところがあります。
はじめてコンタクトレンズをして夜空を見上げたときは、星の多さに感激したものです。
あ、あとご飯粒もキラッキラしてましたねー 忘れられません!

今はディスポーザブルのコンタクトレンズをしています。メガネも一応持っているけれど、ほとんどかけません(というか、もはや老眼鏡がときどき必要状態に。。)。
レーシックは恐ろしくでできません。そういうタイプです。
もし、私が10代の頃にオルソケラトロジーがあったら、すごくやりたかったと思います。

◆我が子に快適な人生を送ってもらいたいと思えば思うほど、お金、かかりますネ

さて、私と同様早くからメガネっ子のうちのこども。
今はメガネがとっても好きなんですって。
スポーツもしていないですしね。だから今のところ「メガネのない生活」に憧れはないみたい。
一方、自分のここまでのことを振り返りつつ我が子の将来のことを考えると、メガネやコンタクトがないと見えない生活のわずらわしさから解放できるならしてやりたいような気持ちも起こります。

でもうち、ただいま絶賛歯列矯正中ですから…

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両方となると費用的になかなかきつい。

それに、寝る前に歯列矯正用のマウスピースを装着して、視力矯正用のコンタクトを装着して…って、リラックスして寝られなくないかい???

と、思ったら、前出の娘ちゃんは

両方やっている

とのこと。はー、恐れ入りましたー

世の中はどんどん進歩して、できなかったことがどんどんできるようになる。
しかしどんどんお金もかかる。
我が子にどこまでのお金をかけるべきなのか。かけられるのか。
親として悩むこと、苦悩することは増える一方。。

おっと、こどものことだけじゃなく、自分のことも考えたい。
私もできることなら日中裸眼で過ごせるようになりたいわー
今からでもできるかな!?と検索してみたら

オルソケラトロジーでは、老眼は矯正できません。

ちょっと早く産まれすぎたようでした!

ディスポーザブルコンタクトレンズ

今使っているディスポーザブル。生涯コンタクトレンズ費用って、いくらくらいかなぁ…とか思ったり

◆オルソのレンズメーカーのサイトがありました

老眼は矯正できないよ!と教えてくれたサイトはこちら。オルソケラトロジーについての概要と、医療機関などを知ることができます。
オルソケラトロジーコンタクトレンズのメーカー「ユニバーサルビュー株式会社」によるサイトです。興味のある方はぜひ。

orthokeratology.jp