◆よくあるタイプの番組だけど、見たくなるのはチコちゃんのせい
先週の土曜日、朝ドラのあとは週末のニュースのはずなのに、見慣れない番組がはじまりました。
食事を終えたこどもと「あれ?」といいながら見ていたら、おもしろい。おもしろいというか、かわいい。ヘンにかわいい。おもしろいかわいいおもしろいかわいい…あっという間の45分間でした。
昨年何度かパイロット版が放送されたそうですが、この春晴れてレギュラー番組に昇格。金曜夜19:57から。私が見たのは、その再放送でした(土曜朝8:15から)。
世の中の、そういえば?という素朴な疑問について出演者たちが考え、専門家が正解を紹介、解説する。よくあるタイプの番組ですが、番組を特別面白くしているのは5歳の女の子「チコちゃん」の存在ですよね、絶対。
◆母子そろってすっかりチコちゃんの虜
着ぐるみなのに表情豊かで(CGだそうです)、5歳なのに偉そうで、着ぐるみで5歳なのに岡村隆史その他の出演者と全く同じようにスタジオを動き回りしゃべりまくるという、おかっぱチコちゃんがどんどんかわいく見えてきて、自分でも不思議なほど。
なんといってもチコちゃんのトークですよね。内容といい、間合いといい、すごく面白くてそれを着ぐるみのチコちゃんがしゃべっているというアンバランスさがなんともいえない。声、いったい誰がやっているんだろうと思いながら見ました。
「関西弁入ってるし、もしかして岡村隆史?」
と思ったのですが、一人二役しているようには聞こえないし、台本があるかんじもしない。最後のクレジットを凝視していたら、
チコちゃん:木村祐一
へええー!キム兄!ちりとてちんの熊さん!
(すぐ朝ドラの役に変換されるのは私の脳の特性です)
意外…でも納得。
キム兄がそのまま出ていたら、キム兄と岡村隆史、出演者のかけあいがどんなに面白くても、たぶん、よくある情報バラエティ番組。
キム兄がチコちゃんの中のひとになっただけでこんなに感じ方が違うなんて。
プロの仕事を見た気がしました。
◆そしてオープニングが「カリキュラマシーン」て
そう、オープニングに流れてきたのが「カリキュラマシーン」のテーマソング。
私はリアルタイムで見ていないのですが、夫がこどもの頃に大好きだったそうで、DVDがうちにありまして…いろいろ聞かされているうちに数十年遅れてファンになった次第。
チコちゃんのこと、夫に教えてあげなくちゃ!
期間限定チコちゃんLINEスタンプもあるとのこと(公式サイトトップページ)。
グッズも出してほしいなー!
関連記事